7:00に起きてギュムリ駅に行く。

7:45の鉄道でエレバンに戻る。前日、宿の主人に「何でそんなに早いのに乗るんだ」と聞かれて「ソ連製の古い車両に乗りたいから」と答えて全く理解されなかった。車の倍の時間がかかるが運賃は1200amd=480円ぐらいと格安。

車内はリノベーションされていて、クッション張りの椅子になっている。3時間半乗って11:15分ごろにエレバン駅着。そのまま地下鉄に乗って世界一短い地下鉄を見に行く。

知っている限り世界でここだけの一両地下鉄。中央駅から二駅先のシェンガビットとチャルバフを走る支線で使われている。乗車後、市街地に戻る。

アルメニア名物のラフマジョというピザ。普通だった。アルメニア国立博物館に行ってみる。

2階が改装中で近世ー近代の展示が見れなかったのが残念だった。もちろん領土に関するコーナーはあったが、アゼルバイジャンの博物館よりナショナリズムは薄め。問題を残した共産党が悪いよねというスタンスだった。

有名観光スポットのカスケード。施設全体がアート作品になっていて、内部にはエスカレーターがあり簡単に上まで行ける。アルメニア系アメリカ人の大富豪の寄付で建設されたらしく全て無料。近くのバス停からバスに乗って世界遺産の都市、エチミアジンへ。

残念ながら修復中だった。宝物庫にノアの方舟のかけらなるものが展示されているらしく見たかったが閉館40分前でも入れてはもらえなかった。

ガヤネ教会

聖フリプシメ教会

いずれも7世紀ごろに建てられた教会。コーカサスの教会はヨーロッパのゴテゴテした教会と違い、素朴な信仰が感じられる。ただ観光客目線では、相当の予備知識がないと違いがわからなくなりがち。予習して行きましょう。

エレバン市街地に戻り最後の夕食。指差したものを盛ってくれるビュッフェ形式の食堂でハーブとトマトキュウリのサラダが美味しかった。

バスでズヴァルトノツ国際空港へ向かう。


アブダビまでは欧州の格安航空会社Wizz airを使う。見ての通りの奴隷船。荷物に関しては自分の30Lのバックパックをギリギリ持ち込み荷物として認めてくれた。


バスでホステルへ。夜でも35度という意味不明な気候。翌日はバスでアブダビからドバイへ。なぜか現金しか使えずしかもコミュニケーションミスから交通カードに4000円もチャージしてしまいまった。

昼間は本当に暑くて歩けないのでホステルで過ごす

これはドバイビーチの夜景。基本的に金がないと何もできない街なのであまり好きではなかった。


ただ移民労働者がほとんどなことから各国の料理が安く食べられるのはよい。これはインド料理店で食べたビリヤニ。明らかに二人分だったのでパッキングしてもらって翌日の昼も食べた。

この日はドバイ泊

最終日も引き続きホステルでゴロゴロし最後にモールに行ってみる。デーツが好きなので量り売りで安く買えるのは素晴らしかった。イブン・バットゥータモールは中世イスラムの冒険者、イブンバットゥータにちなんだモールで彼が旅してきた世界をモール内に再現している。名前の響きと冒険者ということもあって世界史でも好きな人物だったのでモール探索は中々楽しめた。

ドバイからは上海経由で名古屋まで帰る。

コーカサス旅 完