冷房がないゲストハウスだったので窓を開けて寝ていると夜中に鳴った雷の音がよく聞こえた。7:00前に起床、10時過ぎまでゴロゴロしてから世界遺産のゲラティ修道院に行ってみる。ジョージアの見どころ、基本的に教会or自然なので若干食傷気味になってきた。11:00発のミニバスに20分ほど乗車。

・・・完全に修理中ですありがとうございました。敷地の中に入ることもできず、塀の外から見えるポイントを探す。タクシーやツアーで来た観光客も皆同じようなことをしていた。30分ほど周囲をうろうろやることも無くなったので折り返しのミニバスに乗ってクタイシに戻る。

市場を散策する。ジョージアの市場は東南アジアほど雑然としているわけではなく一定の秩序があり、呼び込みもそこまで激しくない。売っているものは野菜が中心だが、ハーブやスパイスも結構あるので全体的に良い匂いがする。余談だがジョージアのトマトとプラムは本当に美味しい。外食がめんどくさいときは、スーパーや市場で買って食べていた。

昼ごはんのヒンカリ(ジョージア版小籠包)。包み口を摘んで持ち上げて皮をかじり、中の汁を吸った後、具と皮を食べる。きのことチーズのものを頼んだが中々美味しかった。

次の目的地の電車まで時間があるのでもう少し街歩きをする。これは元ユダヤ人居留区に設置されているシナゴーグ。

高台の教会からクタイシの街を望む。右に昨日訪れたバクラティ大聖堂が見える。

迷い込んだ教会のお墓。亡くなった方の生首?がお墓の上に飾ってある。文化の違いとはいえ、少し怖い。

宿に戻って荷物を回収し途中のパン屋で夕飯を買って駅へ。

クタイシ16:45の普通電車でバトゥミへ向かう。4両編成で車内も快適なシートに交換されている。途中の駅一つ一つに止まりながらゆっくりとバトゥミへ。単線で対抗列車の行き違いなどが多いので本当に遅かった。また冷房など存在するはずもないので止まっている間は結構暑い。

日も暮れてきた。

20:55、定刻にバトゥミ着。駅は市街地から離れているので駅沿いの道から街の夜景が見える。バトゥミは黒海沿岸の街でジョージアの西の端、トルコとの国境の街だ。リゾート地としてもかなり有名で多くのホテルや高層ビルが立ち並んでいる。が、自身はそういう類の物に全く興味がないのでこの街に割く時間は短め。

駅からの夜景。

駅前からバスに乗ってホステルへ。疲れたので特に夜景鑑賞などはしなかった。