先週、取り沙汰されたこのニュース。
埼玉県・草加市立病院の産婦人科でのお話。
これに対して、私は一言物申したい。
このニュースで取り上げられている腹腔鏡手術をされた医師は、
私が何度も何度もお世話になった
私が心から尊敬申し上げている
私の主治医であった先生です。
『手術名を変えて』
『嘘の保険請求』
『1億円を不正に受け取った』
などと、いかにも悪事を働いたかのような報道をされていますが、
マスコミの偏向報道に怒りを感じます。
今回報道されている先生は、
私のこのブログでも何度も登場されているので、
読んでいただければお分かりいただけると思いますが、
何よりも患者さん思いな先生でした。
決して、患者さんや保険者から不正な診療報酬をだまし取ろうとしてやったことではないのです。
私は診療報酬請求に携わる仕事をしていますので
事情は良く理解できます。
実際に行った診療がそれに応じた診療報酬の算定要件を満たさなければ、
それに近似した、それよりも低い点数の診療報酬により算定する
これはよくある事例です。
私はこの先生に何度も診察していただきましたが、
『実際に算定されるべき所定点数が算定されていない』
つまり、本当はこの検査をしたのだけれど、患者さんからはお金をもらわなくてもいいよと、
患者さんの金銭的な負担を少しでも少なくしようと気遣って下さる先生でした。
私の知る限り、先生は月曜日から日曜日まで、毎日毎日病院にいて、
平日は毎日のように遅くまでオペをされて、
週末は当直で朝まで病院にいて、
本当に仕事熱心な先生でした。
このような医師が、
こんなことで世間から非難を浴び、
身を尽くして働いてきた病院からいなくなってしまうなんて
不当な処遇であると私は思います。
哀しいです。