どこの環境にもいる、嫌われてしまう人。
あなたの周りの環境にもいますか?
お局様みたいな感じだったり、
極端に仕事ができなかったり、
理解に苦しむ変わった性格だったり、
異常に強かったり、
などなど。
この人いなくなったらせいせいするのに!
みたいな人。
でもそういう人って、すごくみんなの注目を集める才能があるなぁと思うんですね。
嫌い嫌いと言われながら、
いない場面で、いつも話題の的!!
特に嫌われることもなく影が薄い人に比べて何十倍も注目されてる笑。
ある意味で人気者だなぁと思います。
自分が禁じている部分を堂々と出されたりすると、不安や嫌な感情が揺さぶられて苦しいのですよね…
これが、集合無意識が持っているようなものだったりすると、たくさんの人に影響を与えてしまうんですよね。
この人たち、実はびっくりするくらい大きな役割を持っています。
いなくなれば良いのにと思う人も絶対に必要でそこにいる。
例えば、周りの結束力。
共通の嫌いな人って、その人の話題で周りが結束したりします。
快適な特に何もない環境では、うわべだけの話しかしなくて済むのに、そういう人がいると少し深い話をする必要が出てくるのです。
そうやって周りの人が結束していきます。
その他だと、嫌われ役をこなしてくれている人に内心ホッとすること。
嫌だなーと思う場面がありつつ、嫌われる矛先が自分に向かなくて良かったと安心するっていうのあるんです。
みんな嫌われたくない。
意地悪な見方だけど、嫌われている人を見ると「自分じゃなくて良かったとホッとする」というところはあります。
これはいなくなった時に、より分かります。
もう一つが重要。
自分の内面の痛みを炙り出してくれること。
その人と関わって、どんな風に嫌なのか…というのを明確にしてみると、
自分の課題が見えてきます。
私は、命令やコントロールしてくる人との仕事が辛すぎて逃げたことがあります。
彼は少しでも状況を良くしようとしてやっていたのだけど、それが分かっていても、
そのやり方はない!
そんな言い方は辛い!
と、反発心が止められなくて、痛すぎて逃げた…笑。
「こうしなければいけない」というのが強いということは、よほど恐怖と闘っているんだなーと思ってみていたのですが、
一緒にいると辛いのは、私が闘っていた恐怖が炙り出されてくるからなのでした。
離れてみて、自分が持っていた恐怖が明確になり、その時の辛さをやっと納得しました。
あの時苦しかったのは無力感と、被害者意識だったんだと思うんですね。
抜けていないうちって、本当に痛いんですよね…
痛すぎたら、時には逃げていいと思います。
でも、逃げっぱなしにしないで、自分の内側に答えがあるというのを明らかにしていく生き方をすると、自分の内側がきれいになっていきます。
気づくと癒えるし、見分けがつくようになったら行動は変えられますから☺️
大きく私たちの内面を揺さぶってくれる、嫌われてしまう人の存在は、見方を変えると感謝の存在でしかありません🙏
どんな人にも役割、役目がありますね。
わたしたち、みんな宇宙の最高傑作なんだというのを忘れないで過ごせたらいいですね。