受精障害の場合の、体外受精
さて、めでたく受精しました。しかし、採卵二回とも受精まで至らなかった「受精障害」診断された夫婦です。さすがに、普通の体外受精では無理です。一回目は体外受精二回目はICSIでした。それでもだめでした。そして今回の三回目。さすがに培養士さんも次の手を打ってくれました。少ないけれど、受精障害で苦しい思いをしている方もいると思うので少しでも参考になればと思い書きます。KLCにて、受精障害と診断(判断)された場合まずは次回からICSI(顕微)必須になります。受精障害の場合の原因は卵子に問題があった場合の原因1.卵子の殻の部分である透明帯が固かったり、厚かったりし、精子がくっつけない場合、精子が卵子の透明帯を通過できず、受精することができなくなってしまう。2.精子が透明帯を通過後に、精子の持つ因子が卵子内に放出されると卵子が活性化し、受精が起こりますが、その活性化が起こっていない。3.採取できた卵子が未熟で、卵子自体に受精する能力がなく、受精できない。精子に問題があった場合の原因4.精子の機能的な問題により、卵子の殻の部分である透明帯にくっつけなかったり、透明帯を通過できず受精が起こらない。5.精子が透明帯を通過後に、精子が卵子を活性化する因子をうまく放出できなかったり、その因子がない等で卵を活性化できず受精が起こらない。うちは2と5です。たぶん精子は卵子に入っていくのですが、入り込んでから精子がカルシウムを放出できてないか、もしくは精子が放出したカルシウムを卵子が活性化する力がないかなので、ICSIをしたあとにカルシウムイオノフォアという液体に漬けるか、電気刺激という選択だった。ででで・・・電気刺激こわっ。電気刺激は、ICSIをしたあとに細胞を目覚めさせてカルシウムを放出させるためにすぐに行うらしい。怖かったので、イオノフォアにしようとしたら、うちの卵にはいまいち効き目ないかもとの判断を頂き、電気刺激をすることに。「8Fフロアは電気刺激が多いですね」とえ?フロアによって採卵した卵の基準が違うの?・・・。寝坊助のうちのような難あり卵ちゃんたちが8Fになるのかしら?ま、いいや。しかし、受精障害の人、やっぱり今までも結構いたのね。電気刺激による受精卵(赤ちゃんとして生まれたとき)へのダメージの可能性を聞いたら、それは自然妊娠でも普通の体外でもあることなので、電気刺激だから可能性が高くなるといったことはないです。とのこと。こわかったけど受精しなければ始まらない。いちるの望みをもってずっと体外と顕微だけやっても仕方ない。お金の無駄だし、年も取ってしまう。今しかない。今という時間は戻ってこない。「電気刺激を、頼もうか」旦那が口を開いた。「医学の進歩、医療の力をお借りして、挑戦してみよう」旦那がそういってくれたのでそうすることにした。前回2月に受精しなかったときの培養士さんとの面談で、初めてこの話があがった。打ちひしがれてる私に対して、旦那は結構前向きで「まだその上の方法があってよかったじゃないか。まだ可能性があるってことでしょ?」そっか、そうだよね。それから治療お休み中の二か月、夫婦で話あった。お互い意見がぶつかることもなく、決断は早かった。そんなこんなで、電気刺激をしていただいたことにより、受精できました。ということは、やはりカルシウムを放出できてないか活性化出来ていなかったことになる。まぁ、どおりで妊娠しない筈ただ、イオノフォアという液につけることや、電気刺激ができる病院は限られていて、とくに後者はほとんどのクリニックではできないみたいです。どちらも培養士さんのハイレベルな技術が必須なので、KLCでよかったと思います。ちなみに、どちらの方法も料金は今のところかからないです。ほかのクリニックだとイオノフォアは2~3万円かかるようですが。そんなわけで、無事に受精にたどりつけました。でも、まだまだ試練は続きますね。どなたかの参考になっていただければ嬉しいです。