1年ですね。
個人的にですが、
なんだか遠い昔のよう、というか、
まだ、1年なんだな、というか。。。
不思議と「遠い過去(のようなもの)」に
感じています。

記憶を辿るとパックリ別世界に
たどり着くようなそんな感覚です。

時間は確かに繋がっているのに
切り離された「特別な過去」。
ある種、『物語』のような。

手にとれる服が並ぶブティックで
唯一、ガラスケースに陳列された
鍵のかかったアクセサリー。

そんな印象とでも言いましょうか。

そう言えば、祖父がよく、
戦後の、
「戦時中」と全く違う
世の中の空気感に、戸惑いを覚えながらも、
馴染みきってる自分自身に
一番驚いた話をしていましたが。

それのプチバージョンなのかも
しれません。

なんだか、アレはスゴ過ぎた…。
日常と乖離しすぎてる。

そして、まるで当たり前のように。
これから日本全体で、
背負っていくでしょう。
復興や、未来のエネルギーの問題を。
失速してゆく経済を。生活を。
3.11の傷跡すらを。

失うために。

それはつまり、
新しく、全て満たされるために。

日本が戦争の傷跡に 今、
泣いて暮らしているわけではありません。

それは、過去の生活を差し引いて
有り余るほど、豊か(幸せ)に
なったからです。

随分と失ったものを
補ってあまりあるほど、
満たされて、豊かになるといい。

悲しみさえ忘れて(失って)しまうほど、
未来に笑顔があるといいな、と
思います。

新しい「豊かさ」の定義を
日本はどのように更新するのか。
それは世界のスタンダードに
なり得るのか…。
不謹慎ながら、
楽しみでもあるのです。

興味津々。
「THE 希望」であります。

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私自身は直接被災していませんし、
姉は仙台ですが、振り返るどころか、
前しか見てないような雰囲気で。
吾が姉ながら、たくましいかぎり。

そして、そして、
私の日常はひたすらに。

おかげさまで忙しくさせていただいて。
どうしましょう!
終わってないー!(笑)

今日は予定を1つキャンセルして
仕事をしておりました。
で、
震災関連のUstをラジオ変わりに流しながら
何度も涙してしまいました。。。

上杉隆さんの番組や、
津田大介さんと田原総一朗さんのUst。
http://www.ustream.tv/recorded/21027558

福島の中学生は立派だな、と。
私はひたすらにアホだったので。
眩しすぎました。

原発の続きは………書きますよ。
そ、そのうち…!!




田原総一郎 著
『原子力戦争』

初めて電子書籍というのを購入しました。
まだ、読み切ってはいないのですが、
相当、感動しています。。。。
というと、語弊があるやもですが、
感銘を受けているというか、
唸らずにはいられない、
人間ドラマにただただ驚愕しています。
そして、田原総一朗さんって
スゴイ人だったのね、と。
改めて思いました。

みんな色々言うけれど。
「真実」って多面的です。
人の性格が一辺倒でないのと一緒で。
真実って、色々な顔があるのですね。

よく、「国が~」「政府が~」と
耳にします。

が。
国ってなんでしょう?
政府って、誰でしょう?

広島、長崎に原爆が落ちて、
戦争は終わりました。

被爆した日本人はうちひしがれ、
「放射能」「死の灰」といった単語に
ある種の拒否反応を示すようになりました。
身をもって「被爆」を体験した人たちは
その恐ろしさを語り継ぎ、

「原爆はいらない」と。

それは「非核運動」「平和運動」となり、
日本中へ広がっていきました。

やがて若者の
『カウンターカルチャー(対抗文化)』と
結びついてゆき、
支配的な文化(政治や思想)と
敵対するような
代名詞の一つ(反原発)として
語られるようになりました。
「音楽」や「芸術」は
その最たる語り手でしょう。

では一方
国は?政府は?

それもまた、同じ「被爆」を体験し
「敗戦」を経験したのです。
そして、原発を輸入し、推進しました。

同じ親から生まれた、
兄弟の性格が全然違うのと、
似ているな、と思いました。

反原発派の言葉で、
「国は国民の命より経済をとった」などと、
よく言われます。
しかし、私はこの言葉に疑問がありました。

「本当にそうなのだろうか」と。

なぜなら、政治家にだって
家族がいるはずだからです。
大切な人がいるはずだからです。
1人の人間として、
子供達の幸せな未来を願っているだろうと
そう思うからです。

『原子力戦争』は
「推進派も反対派も
出来得るかぎり取材した。」
という田原さんの「取材」を中心にした
ドキュメント本です。
なので科学的、技術的に、どうのという
類いの本ではありません。
しかし、当時の原子力船「むつ」をめぐる
さまざまな人間ドラマに
「今の時代」を切り取ったかのような
真実を見るような気がしています。

ドキュメントなので叙情的な表現は
少ないのですが、取材した人々の、
その言葉の中に私の妄想癖で
※エフェクトをかければ
何度も、うぅ。っと
こみ上げてきそうになり、困りました。
すごく面白い。
そして今の私には衝撃的でした。

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「日本で原子力のことを
一生懸命やっている人間には
案外、被爆者が多い。」
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まずはこの事実に、
驚いたわけです。

※エフェクトマシン【effect machine】
演出効果を高めるために用いる特殊効果機器。