世界遺産・二条城という特別なロケーションで
たくさんの文化が混流しました。
今回もあっという間の時間でしたが、
夏の余韻のように、
風が吹くと木のざわめきと共に
音楽や歌声が聞こえてくるようで、
そっと目を閉じれば 能や祇園の舞と共に
muRataロボットがしずしずと迫り来る
(((((\(^o^)/ \(^o^)/)))))
野田秀樹(総監修)
松たか子(女優)
中納良恵/EGO-WRAPPIN’(ミュージシャン)
津村禮次郎(能楽師)
諏訪綾子/フードクリエイション(アーティスト)
佳つ菊(祇園甲部芸妓)
豆千佳(祇園甲部舞妓)
祇園祭鷹山保存会 囃子方
村田製作所チアリーディング部(球乗り型ロボット)
青柳美扇(書道家)
津軽三味線「小山会」(小山豊、小山浩秀、小山貢将)
和太鼓「Atoa.」(高橋勅雄、高橋亮)
大谷祥子(箏曲家)、勝井粧子(箏曲家)
ストリングスチーム(ヴァイオリニスト、チェリスト、コントラバス奏者)
東京キャラバン”アンサンブル (秋草瑠衣子、石川詩織、上村聡、川原田樹、黒瀧保士、近藤彩香、福島彩子、末冨真由、手代木花野、吉田朋宏)
【参加クリエイター】
青木兼治(映像)
赤松絵利(ヘアメイク)
井手茂太(振付)
井上嘉和(写真)
大曽根浩範(編曲)
名和晃平(美術・空間構成)/木村舜(美術)
服部基(照明)
原摩利彦(音楽)
ひびのこづえ(衣装)
下司尚実(演出助手、スタンドインw)
演出部の皆さん
どんな風に作ってるの?と聞かれたので少し。
8月中旬に亀岡で事前WSがあり、
そこでお互いの文化を披露し合い、コラボを考える、というカタチで始まりました。
私たちの「夏の魂の中で」も
その場で野田さんから書きたてほやほやらしき散文をもらい、
アンサンブルが数人ずつに分かれて各場面を創作して発表。
それを後日膨らましたり削ったりして最終的なカタチを作り上げてゆきます。
そのブラッシュアップ過程で、
野田さんが「演出家は夢を語るのが仕事なんだけど」と気まずそうに切り出し、
こうなったらいいなぁという夢を見たという話になり、
とりあえずやってみようということで演出部さんも総出で試行錯誤。
楽日の後、
野田さんが「夢を話してみたらそれを本番で見れた。ありがとう。言ってみるもんだな」
と仰せでした。
よかったよかった。
余談ですが
今回のヘアメイクテーマは「繭玉」だそうです。
真由より繭のがかっこいいなぁ改名したいなぁと小学生の頃思ってたこととか
繭への憧れから蚕を学校からこっそり持ち帰って育ててたこととかを思い出しました。
あれから数十年、やっと繭になれましたw
ちなみに京都嵯峨野に「まゆ村」ってのがあって、そこで繭人形をコレクションしてました。
今回行けなかったけどまた行きたいなぁ。