※12月5日、一部修正しました。
(赤字。下のほうです)
今期5回目の「モーツァルト!」
観てきました
井上ヴォルフは4回目です。
井上くん、絶好調でしたよー
じつにイキイキと歌い演じ、輝いています
23日のレポ(1幕レポ
・2幕レポ
)でも書いたけど、
初日頃にみられた「軽薄さ」は全くなくなり
バタバタと落ち着かなかった
細かい小芝居もなくなっているので
好感度が高く、感情移入しやすくなっています
私だけかもしれないけど
初日頃は軽すぎて「いけ好かない奴」って感じがして
全く感情移入できず、一滴の涙も出ませんでした
が、今日は泣いて泣いて、ラストは大号泣~
「泣ける舞台=いい舞台」というわけでもないけれど
こういう壮大かつ悲劇系の作品だと
泣いてスッキリみたいのはあります(笑)
今日は「僕こそ音楽」から泣けました。
ここで泣いたのは今期初めて。
弾ける若さと躍動感、自分の才能に対する自信、
内側から音楽が止まらずに溢れ出て
幸せな未来に胸を膨らませているさまが
可愛らしくほほえましくて
こちらもニコニコしてしまいます。
悲しいラストを知っていると
このシーンが天真爛漫で幸せそうであればあるほど
泣けてしまうわけなのですが・・・
歌声も伸びやかで美しく魅力的でした
これは井上くんの最大の武器ですね。
もちろん綺麗なばかりでなく
力強いナンバーに仕上がっています。
さすが4演目という感じ。完璧です
台詞の言い方や動きなど、お芝居は毎回違いますね。
今日は23日ともまた違いました。
全部は細かく覚えていないですが
「どっちもいい!今日のもいいな~」
って頷きながら見てました。
あ、実際には頷いてないですよ~(笑)
23日レポで書いた
「言い方が変わってた」と思った3つの台詞、
思い出せなかった1つがわかってスッキリ
以下の3つの台詞は、4演目ならではの演技の深みを
感じさせてくれます。
「大人になった男は自分の力で歩かなくてはならない」
「俺の魂はあんたより偉大かもしれない」
「今は魔笛を仕上げなきゃならないんだ」
もちろん毎回少しずつ違うだろうとは思いますし
23日と今日でも違っていましたが、
3演目までと4演目の今回とでは大きく違う気がします。
「うまいよ、あんた最高だよ・・・」(←誰?)
と唸ってしまう台詞たちです。
そうそう、台詞っぽい歌い方がなくなりましたが
台詞での頑張りはここらへんで見せてほしいですね。
歌はなるべく崩さずメロディどおりに歌ってほしいです。
そのほうがミュージカルって感じがするし
井上くんの美声も生きて一石二鳥かな~と
1幕に話を戻しますね
「何処だ、モーツァルト!」のシーンで
パパに頭を下げさせられて、少しの間ですが
大人しくそうしている様子がよかったです。
パパへの従順さはほしいところですよね。
1幕の間は、「厳格だけど愛するパパ」には
基本的には逆らわないヴォルフがよいです。
その後の「私ほどお前を愛するものはいない」では
パパと抱き合ってラブラブな感じではけていくのがよかった。
そうよ、最初は反発しつつも分かり合っていたからこそ
その後の変化に泣けるのよ~
初日の頃は全然かわいげがなくて
パパの言うことなんか全くきかなそうで
時が来なくてもウイーンへ行ってしまいそうな
ヴォルフでしたが・・・(←言いたい放題)
ホント、変わってくれてよかった
マンハイムのウェーバー家のシーンでは
コンスタンツェに好意を寄せている様子が
少しだけ弱まったように見えました。
このくらいのほうがいいな~と思いました。
コンスが気になっているという演出、今回からでしょうか?
(3演目あまり見てないから覚えてないけど)
個人的には最初はコンスには
全く好意がなくてもいいと思っています。
いっくんはコンスには「女性としての好意はない」
みたいだから、きっちり演出はされていないのかな?
個人的には、最初はアロイジアに好意を抱き、
プラター公園で初めてコンスの魅力に気づき
恋に落ちるほうが好みな展開です。
全部書くと長くなってしまうので
あとココは一応東方神起ブログなので
今日の最大の見せ場はですね、ラストでした。
まずはアマデが作曲した「魔笛」を
泣きながら弾くヴォルフ!!
23日もでしたが、これって4演目からの演出ですか!?
初日と14日はわからなかったです。
23日のほうが号泣気味だったし
というかいっくんはわかりやすく号泣してるので
いっくんだけの演技なのかと思っていたんだけど
違うんですね。やっぱ今期からなのかなぁ??
ラストシーンに限らず、今期は
「ヴォルフガングは結局のところ凡人だった、
才能に、運命に勝てなかった」という点を
強調しているように思います。
(もちろんただの凡人ではないですが)
※あくまで最終的には、という意味です。
ヴォルフとアマデってだんだん離れていって
才能の持ち主もハッキリとしていくじゃないですか。
最初は仲良しで一心同体だった二人、
だんだんと心が寄り添わなくなる二人、
アマデの後ろをうなだれてついていくヴォルフ、
作曲をするのはアマデ、ヴォルフはそれに
少しばかり手を加える?程度になっていく。
(ように見えません?)
ココまでは3演目までとほぼ一緒だけど
ここからが違う気がしますね。
とうとう「魔笛」では完全にアマデが作曲、
(完成の時ヴォルフがすごい表情をします)
※途中までは合作?というか
二人で一つの作品を作る感じだったのに
勝手に仕上げてしまったという感じ?
完全な主従関係を思い知らされ
打ちのめされて泣きながら演奏するヴォルフ。
でも指揮をし、ステージに立ち、
「自分こそがモーツァルトだ!」と
名前が書かれた幕をアマデから奪いとる。
幕をピアノに掛ける時の表情も違う気がします。
そして今期で「今日は違う」と思ったのは
今まで「最初からぜんぜん書けない」感じだったのが
今日は最初は書けていて表情も余裕があり
だんだん書けないことに気づいていき
「おかしいな」という感じで焦りだしていったんです。
私はこっちのほうが好きです。初演再演もそうでしたよね。
※初演再演はガガーッと書きなぐる感じでしたが。
このほうが「ダメだ、書けない」に自然に繋がるし
現実「レクイエム」は未完なだけで
実際途中までは作曲できたわけだから。
あとだんだんに壊れていくのがイイです。
最初っからではなく。
あとですね・・・今日の最大の目玉!
がありましたよ!
てか今までもあったけど今期は見れなかったシーン。
ラストシーンで羽根を心臓に刺した後に
フッと笑みを浮かべて死んだんです~。
あ~とうとうきたコレ!と思いましたね
(前回公演プログラムより)
その前にアマデの頬をそっと撫でるのも
涙腺決壊シーンですけどね!
そしてぐいっとシャツをめくり、遠山の金さんばりに
左肩露出して、B地区(←ホントすいません)まで
露出してくださる脱ぎっぷりにブラボー。
いいよいいよ~エロス万歳!!
あ、えっと、井上ヴォルフのエロスは
美ですから、芸術ですから。
そこはかとないエロスですからね!
そこんとこお間違いなきやう~。
でも耽美よのぅ・・・。
何だかヴォルフじゃなくて
私が壊れてまいりましたけれども
どなた様もお引きになりませんように
愛ですからね、愛
では井上ヴォルフレポを終わります。
(別記事に続く~)