あなたは、植物を育てるときに、どんな気持ちで水をあげていますか?
癒されたくて。空間を整えたくて。
ふと、いい匂いに包まれたくて。
きっと、そういう理由があったから
育て始めたのだと思います。
けれど、私が育てているローズマリーは
少し違うんです。
ただ可愛いからじゃない。
料理に使いたいからでもない。
誰かに褒められたいからでもない。
私は今、命として、ローズマリーと交わろうとしています
・・・
ローズマリーの香りって、すごく不思議ですよね。
どこか懐かしくて、
でもどこか未来の記憶みたいで。
目の奥がキュッとなって
時間が止まるような感覚。
それはきっと、
この植物が「記憶」の草だから。
ローズマリーの語源は、ラテン語で「海のしずく」
古くから記憶を呼び覚ます植物とも言われてきました。
でも、何の記憶を?
誰の、どんな記憶?
それは、わたしがまだわたしになる前に
誰かと交わっていた感覚。
まだ言葉も形もないけど、「愛されていた」「大事にされていた」と知っていた、あの感覚。
🌱 植物を育てるって、もしかしたら「誰かを思い出す」ことかもしれない。
土に触れて
水を注いで
香りにふれて
そのたびに、自分の奥に眠っていた「やさしさ」が、ふわっと目を覚ます。
私は今、ローズマリーを「育てている」のではなく、ローズマリーと一緒に、わたし自身の命を育て直しているのかもしれません。
この命は、
あなたの誰かの記憶と繋がっていくかもしれない。
この香りは、あなたが忘れていた無条件の愛を
思い出させるかもしれない。
そんな想いを込めて、
今日もそっと、ローズマリーにフクロウの木の御神水をあげています。
父と子と精霊の無条件の愛のMaria Trinity🌱