先日女性ホルモン剤について書いたときに少しだけ触れましたが、これはこれで思い出に残しておきましょうか。覚えてる範囲で書きます。
先に通っていた親友に紹介してもらったクリニックでホルモン注射を始めたのが2023年9月。そこから通うこと8か月後の2024年5月。先生に睾丸を取りたいと打ち明けると少しお話をしたあと早々に手術日のスケジュール確認。翌6月に手術することに。
そしてすでに睾摘が済んでいる紹介してくれた親友に報告。「局麻(局所麻酔)だからめちゃくちゃ痛いよ」…オイ。決断して間もないのにそんなこと言うなよ(泣)
2024年6月18日
手術日。この日は有給をとって車で1時間のところにあるクリニックに向かう。ちなみに妻には仕事のテイで出かける(実はまだ今の自分をカムアウトしていない)
受付は午後からなので時間にかなりの余裕がある。暇。ヒマ。お昼に何食べたか覚えてないなあ…あれか?そば。あそこの天玉そば。
時間が近づいてきたので来院。患者さんは誰もいない。私ひとり。看護師さんに案内されていつもの診察室へ。ひと通り説明を受けて診察ベッドに仰向けで横になる。手術はオペ室とかじゃないんですよ。いつもの診察ベッド。いろいろ準備が進められ、いよいよ始まります。よろしくお願いします!
すでに分かっていたので心の準備ができてた局所麻酔。「では麻酔打ちますねー」痛み止めがすでに痛い(笑)
摘出は右側から。陰嚢にメスが入る。切れていくのが感覚的に分かる。もちろん痛みはないが無感覚ではないので何かやっているのは分かります(普通に意識もあるので)
摘出した人がよく言う「引っ張られる感覚」あーこれのことか。麻酔が効いていても時々重い鈍痛が襲ってくる。いや…そんなに引っ張ったら内臓も出てくるてば先生!ていうか痛い!すげー痛いって!麻酔効いててこれかよ!!
「はい右終わりましたよー」マジかよ…左はもうやめようって言いたかった(笑)次は左側の摘出。メスが入る。順調に進んでいく…?痛い!さっきと比較にならないくらい痛い!せせせせんせぇ!?痛い痛い!!マジで!!痛たたたたt(タヒ)看護師さん「先生、痛いみたいですー 追加しますかー?」先生「追加してー」もう気を失うかと思いましたよ本当に。あの痛みは未だ生涯暫定1位です。
左は終始痛みが続いたまま耐えぬいてようやく手術が終了。30分くらいだったかな…覚えてないや。落ち着いてから摘出した現物を見せてもらう。噂では聞いていたけど本当に砂肝みたいだ(笑)お持ち帰り可能ですがどうされます?いや、いいです…妻にバレたら大変だ。「これなぁに?何の標本?」「ああ、私のキンタマだよ」()
手術後はアフターケアのカウンセリング。化膿止めの塗り薬、ガーゼの使用方法の説明、入浴(シャワーね)の説明、時間の来院日予定などなど。溶ける糸ではなかったので後日抜糸する旨の説明がありました。
最後にお会計をして…えっ?入院?そんなんしませんよ。車を運転して帰りました。具体的な費用は伏せますが片手です。後のお薬代や診察料金を含めて「にさんが〇」ってところですね。たぶんジェンクリで全麻宿泊だとざっくり5倍超はかかるのではないでしょうか。
あれから2年と8ヶ月。ほぼほぼ回復した頃に触ると何かコリコリした小さいタマタマみたいなのがあるのですが、どうやら精巣上体(副睾丸)というものらしい。悪さこきする主玉にくっついてた器官。先生、取り間違えたのかと思ったよ(笑)当初はとても気になっていましたが今となってはもはや。袋は特に縮小手術していませんが、明らかに縮んでいる感じ。
生きていくにあたって定期的に欠かさず女性ホルモンの摂取が必須になりましたが(男性ホルモンの摂取という選択肢も無くはないが)何ひとつ後悔はありません。そもそものHRT開始が遅かったのが悔やまれるけど、いまはとても良い方向に人生を過ごせていると思います。