朝起きてFacebookとInstagramをチェックすると、この方の写真がたくさん上がっていました。
この2枚の写真はとても有名です。
"Jamila Salimpour"言わずと知れたアメリカベリーダンス界の母、Suhaila Salimpourの実のお母様です。
享年91歳なので、大往生です。
でも私の祖母が95歳なので、祖母と歳の近い人がベリーダンスをしていたかと思うと衝撃的です。
40歳を超えてベリーダンスを初め、独学で習得しスタイルを確立した彼女。
ルネッサンスフェアの為に作られた John Comptonも参加してた"Bal Anat"写真を見ただけでも今も色褪せる事のない、最先端のアートを感じることが出来ます。
私のHawaiiの師匠Jean Yanagawa、その師匠がTaia Chad、そしてその師匠がJamila Salimpourでした。
習い始めて間もない頃からZillはベリーダンサーの必修だと言われ、教えのままに私はZillとヒップワークを鍛錬する道を選びます。
今でこそオルガオルガでTribalFusion付いているけれど、私のベースはどこまで行ってもSalimpour Legacy。
筋肉に記憶させ、体幹を整え、音楽性を磨き、阿吽のリズム感で踊る。
Suhaila Studio出身のSabryie TekbilekとGina Brunoのマッスルメモリーを極めた後の力の抜けた踊りは私の目指す最終地点でもあります。
アメリカでSuhaila Studioに通っていたけれど、生前のJamilaに会うことは出来ませんでした。
直接会えていたとして、レッスンを受けても偉大すぎて何も出来なかっただろうなと思います。笑
Jamila FormatはSuhailaが確立し、たくさんのダンサーが学んでいるので、これからも学べる機会はあるので、
心配はしていません。
色褪せることなく伝統は引き継がれていくのだと思います。
彼女がいなければTribal BellyDanceは産まれませんでした。
私には遠い遠い存在、遠すぎる親戚のようなものだけれど、心から感謝を込めて
Rest In Peace Jamila Salimpour