野球選手のダルビッシュ投手のお父様がされている神戸北野ダルビッシュコートで踊ってきました。
この話をくれたのは音楽高校時代のの同級生、チェリストの崎元蘭奈。
地元も同じで高校の頃から仲が良かったのですが、彼女は日本でも屈指の音大に進み、私はかたやヤル気もなくピアノで音大に進み、中途半端に卒業し中途半端に辞めてベリーダンスに走った人間なので、ピアノで共演なんてとんでもない話なのですが、意外な形で共演する事になりました。
今回のショーはダルビッシュコート2周年の記念イベント。
特にテーマはなかったのですが、蘭奈がベリーダンスとコラボするという事だけ決まっていて、さてどう合わせるか?となった時に、やはり打楽器があった方が合わせやすいという事で、他の音高の同級生とも繋がりのある、レク奏者サンペーさんにも参加をお願いしました。
さあ、ここから曲決めとなった時に、クラシック音楽家は楽譜を表現する事が仕事、蘭奈がアラブ音楽楽譜さえあれば弾いてみると言い出して、サンペーさんにもクラシックの曲に適当に合わせてもらいたい…となったけど、何か違うなぁと違和感を感じていたところに、11月にあるカリムナギのショーのオファーが舞い込んで来て、カリムの曲を聞いていたら、何とクラシック音楽にアラブのリズムを合わせている曲が
これはもう、これ以上ないと思い、提案したところ即OK
紆余曲折ありましたが、
カノン ✖︎ Baladi
ハバネラとチャルダッシュは曲に合わせて、クラシック音楽✖︎アラビックリズムの曲が完成しました
さてこれをレイチェルとさちこちゃんとATSで踊ったのですが、曲を表現し切れていたかは微妙。
音楽はどちらも歴史が古いだけに、近代生まれたATSをどう合わせるか、ただ曲についていくしか出来なかったような気がします。
でも今回は伝統と意外な発想が組み合わさって素晴らしいFusionができたと思います。
凄く凄く勉強になりました。
また機会があれば挑戦させてもらいたい。
今度はバッハとかショパンとかモーツァルトがっつり
ダルビッシュ社長は中東出身の方で、ATSに抵抗があるのではと心配していたけれど、終わった後に自分達のベリーダンスはテンション高く始まって、テンション高いままを維持するけど、スローで始まってスローな動きのベリーダンスを見たのは初めてで、素晴らしいし鍛錬しているのが凄く分かって感動したと仰って頂きました
そんな視点もあるんだなとまた勉強になりました。
お越しいただいた皆様、共演者の皆様、ダルビッシュコート関係者の皆様。
本当に貴重な機会をありがとうございました。