私の発達障がい児の子育て13年 その③ | 発達障がいの家族・カサンドラのための相談カウンセラー、メンタルコーチ リデザインライフ安谷屋まゆ子

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発達障がいのご家族の力になります。
発達障がいでお悩みのご自身とそのご家族の「今」と「これから」を一緒に考え、サポートをさせていただいています。
「カウンセリング」で悩みや不安を解消し、「コーチング」で実現したい目標に近づき未来を開いていきます。

こんにちは。
発達障がいの家族のための相談カウンセラー
マインドデザイン®︎マスターコーチ
安谷屋(あだにや)まゆ子です。

私の発達障がい児の子育て13年〜この一年〜


息子は今春中学生となりました。
人が増えることが苦手な息子は4年生の頃から「中学校は行きたくない」と言っていました。
我が家の地域の中学校は5校が集まるため6クラスになります。
小学校は2クラスでしたから3倍になる。
そして、息子は軽度の「相貌失認(別名失顔症)」があるため、同じ服を着た人が大勢いるとなると恐怖でいっぱいだということでした。

そこからフリースクールという選択肢もあることを伝え何ヶ所か見学し体験入学してというのを夏休みが終わってから通級担任と一緒にやり、息子が一番気に入った所へ冬休み後もう一度体験入学(雪の中通うとなるとどんな感じなのかを事前に体験体感するため)をして決定しました。

「自分がフリースクールへ行くことは友達の誰にも言わないで欲しい」
ということでしたので、誰にも言わず卒業式を迎えお友達と離れる寂しさからか珍しく人前で泣いてました。
地域の中学校に籍を置きフリースクールへ通うので地域の中学校への入学手続きは本来本人が行くのですがその時間帯には行かずにみんなが帰った後の時間に二人で入学手続きへ行きました。

それからは中学校で成績をつけてもらうために毎週1回17時過ぎに課題やお便りを貰いに行き担任と面談する日々が続いてました。
定期テストは他の生徒と会わない時間に行き別室でテストを受けていました。
何度か「教室に行ってみない?」の担任の声も「無理です」と払い除けていた息子です。
そんなことを言いつつもどこか後悔しているような発言を何度かしていました。

お便りを貰った帰りに部活での声が聞こえてくると
「みんな青春してるなぁ…」
「またみんなと修学旅行に行きたかったなぁ…」
そう呟いて寂しそうにしていました。
子どもの頃転勤族で学校が変わる生活だった私にはわからない「6年間の絆」があるんだと気付かせてもらいました。
そんな素敵な絆・繋がりがある息子がちょっと羨ましくもあり、心の中で大切にしていたことが誇らしくも思います。

私の子育てはもう少しあります。
きっといろんな道を通って行くのですが、息子の成長を見守りながら子育ての道を息子のペースに合わせて歩いて行きます。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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