とあるペットのいる家の風景

朝、ゆっくりと入れたてのコーヒーを飲んでいる。

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視線の向こう側で何か異物を口に咥えているシロを発見する。

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コーヒーのマグカップを置き、シロの咥えている物を取り上げようと

シロに近づく。

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シロ、逃亡する。

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私、追いかける。

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咥えている物が爪切りだとわかり、さらに一喝して追いかける。

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更に馬鹿にしたかのような顔をして逃げまくる。

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やっと捕まえて、爪切りを取り上げる。

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悔しくて私の手を噛む。そして、テーブルに置いたマグカップに接近する。

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カップには届かなかったが、テーブルクロスに手を引っ掛け、

マグカップがテーブルから落下する。

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絨毯がコーヒーまみれになる。

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泣きそうになりながら、水で絞った雑巾で絨毯を拭いている。

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前かがみになった私に背中に乗っかりながら髪の毛をぐしゃぐしゃにする。

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また一喝する。

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諦めて別の場所に移動する。

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雑巾を洗っている最中に再度異物を発見する。

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部屋の隅にう○ちを発見する。

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腹いせでやってやったぜ、的な顔した半笑いのシロが片隅にいる。

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再度一喝し、洗い直した雑巾とトイレットペーパーを持って急行する。

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適度な量の長さに切ったトイレットペーパーでう○ちを回収する。

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脇に置いたトイレットペーパーを転がしてぐしゃぐしゃにして遊び始める。

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再々、一喝する。その際に壁近くにあったPCのテーブルの角に頭をぶつける。

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まだトイレットペーパーをぐしゃぐしゃして遊んでいる。

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いい加減にしなさい！！！と怒り頭をコツリと叩く。

トイレットペーパー回収。

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取り上げられた事が悔しくて私の足を噛む。

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涙目になりながらう○ちをトイレに流しに行き、雑巾で床を拭き、

ファブリーズをする。

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…基本、毎日こんな感じなのである。

犬を飼うって、結構大変なのですよ…可愛いんだけどね。

おばあちゃん孝行

みなさん、まだお爺さん・お婆さんはご健在であろうか？

私は母方のお婆さんのみ存命している。

離れて暮らしてはいるが、実家から車で３０分程度の距離の

同じ県内に住んでいる。

私が２０代の頃は父・母・私とお婆さんで

海外旅行に行ったものだ。

タイ・台湾・韓国・ハワイ・カナダ。

お婆さんはそれまで海外旅行などには行った事がなく、

初めてパスポートを取得する際に５年用のものを取ったのだが、

「ああ、死ぬまでに良い思いをさせてもらったよ」と喜んでいたが、

海外旅行に味をしめたおばあちゃんは

「パスポート、更新しようかね？（笑）」と冗談で言っていた。

今は海外こそ、行かなくなったものの、

国内の温泉などには年に１回は連れていってあげていた。

が、しかし、ここ１年は「億劫だから」とか「寒いから」とかで

おばあちゃんは旅行に行きたがらなくなっていた。

確かに足腰は弱くなってはいるけれど、

基本は父親の運転でドアツードアで連れて行ってあげるので、

そんなに疲れるとかはないのだが…。

他に諸事情もあるのかもしれないけれど。

（これは母親の実家のとある事情なので割愛します）

それに、先月くらい母親が

「最近、おばあちゃん、変なのよね。

ちょっと痴呆が入っているかも…。身体は悪くないんだけどね」と言っていた。

最近、私もおばあちゃんに会っていなかったので、ひどく心配になった。

孫の私の顔も思い出せないのではなかろうかと…。

たまにはうちの実家に泊りにおいでよ、と

昨年の暮れにお餅を取りに私と母で行った時、直接私がおばあちゃんを

誘ってみた。母親が私が誘えば行くって言うかもと言うので。

そして、新しい「シロ」がいるから遊んであげてと付けくわえて。

そしたらおばあちゃんは「行く」と返事してくれた。

私は２日におばあちゃん家に迎えに行って

そのまま実家に連れていった。

初代シロはおばあちゃんの事が大好きだったし、おばあちゃんも

すごく可愛がってくれていた。

シロが死んだ日の翌日におばあちゃんが泊りに来て、

シロを見送ってくれた。おばあちゃんも

「まあまあ、冷たくなっちゃってなぁ…」とシロの頭を撫でていた。

（…やばい、書いてて思い出して涙が出そうになって来た…。）

考えてみたらそれ以来おばあちゃんと会っていなかったから

約１年ぶりくらいだったのだ。

今のシロは最初他人が侵入してきたと警戒し、ワンワン吠えていたけれど、

半日もすればもうおばあちゃんの手をペロペロ舐め回し、

おばあちゃんの鼻まで甘噛みするようになっていた。

そんなシロをおばあちゃんはまた可愛がって、

また近々泊りにくると言ってくれた。

痴呆っていうのは大袈裟で、朝薬飲んだかどうか忘れちゃう、っていう程度だったから、

全然元気だった事が嬉しかった。

どんな理由にせよ、シロ会いたさに実家に泊りに来てくれるなら

私も家族も嬉しいっていう事だ。

いつまでおばあちゃん孝行が出来るかわからないけれど、

出来る限り、おばあちゃんが元気なうちに

おばあちゃんを孝行してあげたいと思うのである。

Happy New Year!!!

新年、明けましておめでとうございます。

…ってもう成人の日じゃんか！！！

また前回の更新からだいぶスパンが空いてしまいました。

どうもスミマセン（汗）

私の性格上、何事も継続するという事が難しく、

まとめてやる、というのがモットーというか、悪癖というか。

仕事が忙しいのも事実ではあるけれど、

こんなにも間隔を空けない事も不可能ではない。

ただ、仕事を第一に考える私にとって、

睡眠時間を削ってまでは…と考えてしまうのである。

睡眠不足だって、仕事中眠くなるのは緊張感がないからだ、

と言う人もいるかもしれない。

確かにそれも一理あるとは思うけれど、

常に毎日が目まぐるしい仕事というわけではない。

オフィスワークなので、基本はPCに向かっているのだ。

事務仕事してる人はわかると思うけど、そりゃうとうとする事もたまにはあるだろう。

その上、私は人よりも睡眠時間を３０分～１時間は多めに取らないと

もう意識がもうろうとしてしまうくらい睡魔に襲われる。

クリアな脳で仕事に集中する為には、適度な睡眠が不可欠なのだ。

なので、毎日早寝早起きを心がけ、規則正しい生活を送っているのである。

とまあ、言い訳タイムはこれくらいにして。。。

お正月休みもあっという間に終り、また普段通りの会社通いが始まったわけだが、

多くの人がそうであると思うが、お節だの、新年会だのと

食べ過ぎてウェイトオーバーしたのではなかろうか。

私はというと、基本毎年その一人ではあるのだが、

今年はちょっと気を付けてみた。

まず、年末の家の大掃除には稀にみる真剣さで

ほとんど食事をとらずに掃除に勤しんだ。

お風呂場などは、どこを舐めてもきれいなくらい、ピカピカになった。

そして、お雑煮も１度しか食べていないし、

元々お節はあまり好きなものがないので、

お陰で正月三が日は太らずに済んだ。

…が、しかし！！！

うちの会社は地方出身者の人が多かったらしく、

仕事始めの日はありとあらゆる人たちから帰省土産が

ジャンジャン配られた。数えたらなんと９個もあった！！！

一日２個ずつ消化していったが、それでもまだオフィスの机の中に

何個か残っている。

しかも、先週の金曜日はうちの会社の副社長のご厚意で

近くの某ホテルのレストランにてローストビーフの食べ放題ランチに

うちの部署何人かがご招待された。

「若い人なんだから食え食え」なんて言われ、その気になって

ローストビーフ６切、フライドポテト山盛り、ライス大盛りを平らげてしまった…。

帰省土産とローストビーフ＆ポテトのせいで、１．５キロ増…。

なんなんだよ、全く…。

という事で７～９日の３日間は全てホットヨガ＆岩盤浴に充てた。

一体何リットルの汗を流したんだろう、というくらい大汗を掻いた。

重力に耐えきれなくなってきた身体を、どうにか正常に維持するため、

継続力がない私も、とりあえず半年間はヨガが続いているのである。

三が日中も２回程自宅でDVDでのヨガを実行している。

忙しい毎日を送っているサラリーマンやOLさんたちには是非お勧めしたい。

心身共々、スッキリしていくのを実感できる。

日頃イライラしていたりする事も、あまり感じなくなるようになると思う。

精神がフラットになるというか…。

ヨガの先生が、最後に休息のポーズ「シャバアサナ」という時間に

仰られる事があるのだが、

「白い光を胸の中心に置くような間隔でその光を心の目で静かに見つめて下さい」

というのだ。身体を色々ねじったりよじったりした後のその時間帯は

本当に頭が空白になり、なんにも余計な事を考える事なくその白い光を

真っ直ぐ見つめる自分がいる事がわかる。

カップルや夫婦で来られる男性もいるし、単独で来られる男の人もいる。

ヨガってなんか女性だけの運動のようなイメージがあるかもしれないけど、

男性も是非チャレンジしてもらいたいものである。