下田紗弥加

下田紗弥加

Life is challenge
人生は挑戦なり

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下田紗弥加 プロフィール2
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<もう少し具体的に聞いてもよろしいですか? まず、車楽人のドリフトスクールから教えてください>

はい、マニュアル免許もない、クルマの知識も、モータースポーツの経験もない私が、約2年でドリフトのインストラクターや、トヨタのインストラクターをやれるようになったのは、本当に周りの方々に恵まれたからだと感じております。

その中でも特にドライビングに関しましては、車楽人で教わった内容がもの凄く大きいです。

車楽人のスクールは本当に素晴らしい内容で、講師の方の人柄も、実力も、さらには参加されている方々も、とても素晴らしく、こんなすごいスクールは他には無いと思っております。

ただ、今の自分の実力や結果で、「車楽人のスクールは最高」と言ったところで、世間一般にはなかなか理解されないのではないか、と思うんですね。

じゃあどうすれば、と言うことで、「もし私が結果を出せるドライバーだったら」と考えました。

 そのために、日本から世界に飛び出し、結果を出し「日本からやってきた、ドリフト女子は凄い!」という事になって、はじめて「私は車楽人のスクールで教わったからなのよ」(笑)と言っても説得力が出るのかなと思いました。


<具体的に参加したい競技はありますか?>

日本のD1はレベルも高く、選手のレベルも高く、もちろん参加するチャンスがあるなら光栄ですが、先ほどもお話しさせていただいたように、「日の丸を背負って戦いたい」(笑)という気持が強くあり、アメリカの「Formula Drift」をひとつの目標にしております。 

理由といたしましては、アメリカという国は、クルマ好きがとても多く、おじいちゃんおばあちゃんから、ちいさな子供まで、サーキットに観戦に来るうえに、自動車メーカーも参戦するドリフト競技がFormula DRIFTだからです。

そこで、レーシングスーツの上に、着物を羽織り、番傘(和傘)で登場し、選手紹介の時に、かっこよく着物を脱ぐ!(笑)なんてパフォーマンスやってみたいですよネ~(笑)

もちろん、実力がなければお話にならないので、日々精進ですが(笑)

ちなみにダニカ・パトリックさんの様に、女性で、男子と同等以上に実力があり、インディでも優勝しちゃうようなドライバーになりたいと思います。見た目は、負けちゃってますけど~(笑)

 

<・・・・・・>

 

<モータースポーツの素晴らしさを伝えたいと言うことも、お聞きしてもよろしいでしょうか?>

車楽人のスクールには、年配の方が多く参加しております。若い時にクルマが好きな方が多かったという意見もありますが、私から見て、私の同世代よりパワフルな方が多いように感じます。

正直理由はわかりませんし、今の若者はなんて言える立場でもありません。(笑)

だから、今の世の中を変えるなんて大それた事は考えておりませんが、私が出来ることは、「ちいさな一歩のお手伝い」と言うことで、キッズ向けドリフトスクールも車楽人で開催しており、そのお手伝いもさせていただいております

子供は可愛いですね~!正直だし!

内容は、真面目なドリフトスクールですよ~(笑)

いきなりエンジンだと、音で怖がってしまう場合もあるので、まず電動のドリフトカートで慣れてから、エンジンカートのリアタイヤをツルツルの塩ビ管に交換した物でドリフトしてみたり、もちろんグリップでカートを走らせることもします。

あとは、私のヒザのうえで実車の運転をしてもらうのです。アクセル・ブレーキは私、ステアリング操作だけはキッズという感じで! 実車を運転するのって楽しそうですよ~、子供たち!!(笑)

 一つ感じるですが、やっぱりモータースポーツって、危険な部分ってあるじゃないですか。 その事は子供でも感じるようで、ある程度子供に任せると、子供なりのルールを決めていくんですよ~!

ほら、今って「これは危険だからダメ」とか、「こうしなさい」みたいな、危険なことをさせないように、大人が決めたルールの中で遊ぶという感じがあるじゃないですか。

そういう意味でも、危ないことだからこそ、自分たちで判断させ、ルールを作ると言うことは、本能で持っているんだな~と感心させられました。素直に「子供ってすごい」ってあらためて思いました。

もちろん、何かあったら直ぐに飛んでいける様にはしておきますが!(笑)

 

ちいさな男の子って、たいがいミニカー好きですよね。ってことは、本能でクルマ好きだと思うんです。

でも、だんだんと、なんでしょうね、クルマに魅力がなくなっていっちゃうのか、もっと面白いことがあるのかな~

そんな時、子供のころにやったカートだったり、ドリフトだったり、少し潜在意識の中にクルマの楽しさが残っていると、何か変わるのかもしれませんね。

そんな「ちいさな一歩のお手伝い」として、キッズスクールも今後どんどん開催してゆければと思います。