20代で吸い始めた煙草。
煙草が似合うオンナに憧れた。
格好だけで(形だけで)吸っていたのに
気付いたら習慣になっていた。



三度の飯より煙草命、みたいな状態で、
まぁそれはあまりに偏食で好き嫌いが多かったせいもあるんだけども、食事にお金がかからない代わりに煙草にお金が消えていった。



今の半分ぐらいの価格で買えたとはいえ、当時の私の手取りを考えたら結構キツかった。
キツかったけど煙草はやめられなかった。



20代後半、27か28か…
付き合ってたオトコが禁煙を始めた。
それに感化されて私もやめた。
付き合ってる間はやめていられた。



三十路を迎える年だったか…
私はオトコと別れた。
私から別れを告げた。



煙草が吸いたくなったから、というわけではない(笑)



私の家の(親の)事情と、私が急に親が恋しくなったから。
三十路を目前にした大人がホームシックだなんて笑っちゃう?



なんかね…
親が急に弱っていく姿を、たまに帰省した時に見るとね、そばに居たくなっちゃったんだよね。
(結局は今はまた実家を離れているんだけども)



その頃からふたたび煙草を吸うようになった。



本数は大分減ったけれど。
そこからまた8年か9年か10年…
吸い続けた。



四十路手前で本気でやめる事となったのだけれど、きっかけは「やめよう」という決意ではなく全くもって不本意なことでやめることとなった。



吸いたいのに吸えない、これって不本意よね?



吸うと具合が悪くなっちゃうの。



気持ちが悪くなるっていうか。
頭が重くなってね。



食後に一服。
って思うんだけど、タバコに火をつけてひとくち吸ったらもう気持ち悪い。



でもね。
直ぐにはその煙草も捨てられなくてね。



キッチンの上の棚に何年も置いてた。



きっと吸えないだろうけど、吸おうと思えばいつでも吸える、ってゆー安心感みたいな。



やめるつもり、本当はなかったんだけど、結果的に吸えなくなってやめることとなった。



これで良かったんだと思う。



遅ればせながらチョットだけ健康を意識し始めた頃でもあった。



1本も吸わなくなって6年経つ。



煙草の似合うカッコイイオンナにはなれなかったけどね。