食べては吐くを繰り返していた頃、
心配して訪ねてきてくれた友達
東京に来て、一番最初に友達になった大切な人です
以前にもブログで書きましたが、はじめて安定剤を飲んで寝る時、
意識が朦朧として、このまま目覚めなかったら…なんて思って、
朝、生きてるかどうかの確認の電話をしてくれていた友達です
薬飲んで更に不安になるって最悪ですよね
仕事してたので、無断欠勤していたら探してくれるけど、
生死を彷徨って入院いている旦那はんをおいて死ねないと思って
こんな私を見守っていてくれて本当に感謝です
そのお友達が、
当時、今の芦田愛菜ちゃん位の歳のムスメを連れて
遊びに来てくれました。
何も食べてなかった私に
「とりあえず食べれるものだけ食べたら」と言って
渋々ウチの近所のお店に行きました。
なんとなく食べれそうなメニューを注文して
待つ事、数分・・・
友達のムスメちゃんのお料理が一番に届きました
「温かいうちに先に食べて」と言ったら
「ううん。待ってる」と
(6歳の子供のくせに健気です)
で、私と友達のお料理が到着
皆でいただきまぁ~す
でも、ムスメちゃんはまだ食べない
そして、私が先に一口、食した後、
じーっと私の顔を見て、
「美味しい?」と聞いてきた。
「うん」と答えた私
そしたら
「良かったぁ~みんなで食べると美味しいねっ」
とニッコリ微笑み、それから、自分のお料理を食べ始めました
子供なのに、お腹空いてるはずなのに、
まず、私を気遣い心配したムスメちゃん。。。
私は涙がポロポロ流れてきました
わぁ~思い出しただけで泣けてきたぁ~
6歳の女の子の、このひと言で、
何も食べれなかった、
食べても吐いていた私が完食できたのです
友達の私への想いが、幼い娘にもちゃんと伝わっていて
その気持ちが私を救ってくれました。
「みんなで食べると美味しいね」
私にとって、その彼女の可愛い言葉は
今も大切な大切な宝物です