今日で、ハルがいなくなってから210ヶ月が経ちます。これまでハルの捜索にご協力いただいた、全ての方に感謝いたします。



ハルがいなくなって2年が過ぎた頃から、ハルが見つからない捜索に自分の精神状態がついていかなくなることが増えました。全部投げだして死んだら楽になれるとか、そんな考えが常に頭に湧いてきて、限界を感じるようになりました。



3月末に自分が心臓の手術を受けることになり、大袈裟に言うと、これからの人生の生き方とか、ハルをどう想えば良いのか考える日々を送っていました。ハルに会いたい気持ちは、後悔のあの日から変わらないどころか増すばかりなのに、見つかる可能性はゼロに近づいていく、いや既にゼロなのかもしれないと思うと、苦しくてたまりませんでした。



210ヶ月が経ち、ハルに再会できる可能性を少しでも残すために、捜索の手を弱めることにしました。20192月から、23ヶ月に渡って捜索の広告を出していた地方紙への掲載に、先日掲載停止をお願いしました。街の掲示板で剥がれてしまったチラシは、貼り直さないことにしました。ネット上の迷い猫サイトで、ハルを探す頻度を減らしました。



ハルが無事なことをずっと願っています。自分でもこの行動が正しくないことは分かっていますが、ハルが見つかる道を残すために、捜索の手を緩めます。


意味の分からない文になりましたが、今後ももし情報がありましたらどうか教えてください。バランスを保ちながら、大切な家族を諦めずにいたいと思います。


ハルは生きていると信じています。

皆様のおかげで、今まで諦めずにいられました。本当にありがとうございました。



大切な、ハル。

同じ空の下で元気でいますように。