口うるさいオバサン | ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

心屋塾マスターコース73期卒業しました。
ディズニー、懸賞、日々の気づきの雑記帳

自宅に着く直前。
下校途中の小学生たちがケンカのような、
小競り合いをしていた。

頬を不満げに膨らませたひとりの男子が
うち(社宅)の門をガツンと蹴った。

イヤだな、と思った。
でもモノに当たりたくなる時もあるよな、
と通り過ぎた。

わたしが玄関に向かって歩く間も、
ガツン!ドカ!ガシャン!という音が止まない。

振り返って見る。
今度はフェンスを内側から蹴り続けてる。
止まない音。

うるさい。
我慢できん。


その子へ向かって歩いた。
わたしが近づいても逃げるでもなく、
まだ蹴り続けてる子に声をかけた。


わたし「キミの家のフェンスを他の誰かが蹴ったら
イヤな気持ちになりませんか?」

小学生「ならない。(蹴り続ける)」

わたし「(小学生の身体をこちらへ向ける)おばさんはイヤなんです。やめてください」

小学生「(無言で止まる)」

わたし「キミのイヤな気持ちを、おばさんのうちのフェンスにぶつけないでください。イヤなんです。わかりましたか?」

小学生「(うなづく)」

わたし「わかったら、ここからでていってください。キミはここのうちの子じゃないよね」

小学生「(うなづき、出ていく)」


わたし口うるさいオバサンになってるなー、
こういう所わたしの父に似ているなーと
思いながら、ガマンできなかったープンプン