息子の大学受験が終わって思ったことと入学式に出たこと

　
こんにちは。
おおのまゆ@アルページュ三河安城です。

先日のブログ
「人生の節目にいつも･･･　シェリーのアンティーク・カップ」
でも少し書きましたが、
この春、息子が大学に進学します。

一昨日の土曜日、その息子の入学式に参列しました。

満開の桜並木を通って入学式の会場に向かうことができました。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
わたしの息子はこの一年、浪人をして希望の大学への入学を目指して
がんばってきました。

でも、この春、残念ながら彼の希望はかなわなかった。
最後までがんばったけど。

大学受験って、学生本人ががんばるものってわかってるけど、
そして、親は子どもの受験に関してほとんど何もできないと思っていたし、
実際、わたしは息子に何もしてやってこなかったのだけど、

今回の結果を受けて、
わたしが何もしてやってこなかったこと、本当によかったの？
何かしてやれることがあったんじゃないの？
ゲームしてるとき「勉強しなさい

」って怒ったほうがよかった？と、
珍しく落ち込み

もちろん息子も元気ない。

新しく始まる一人暮らしのためのアパートを見つけるときも、
学生生活に必要なパソコンを買うときも、
彼からウキウキした気持ちはまったく感じられなかった。

でも、入学式に出て、
学長の話（ちょっと長い。定番ね）を聞いたり、
先輩たちからのエール（チア部、アメフト部、和太鼓部･･）をもらったりして
元気になったみたい。

「やる気になってきた

」って。

よかった。

これから始まる学生生活。
オットは「英語は大切だぞ」とか
「教養の単位は1回生のうちにできるだけたくさん取れ」とか
アドバイスしてる。

わたしは「友だちたくさん作ってね」とか
「ゴハン、ちゃんと食べるのよ」とか
「交通事故に気をつけて」とか。

小学校に入学したときと同じこと、言ってる（笑）

わたし、落ち込んだけど、
でも今は、今回の結果を受け止めなきゃ、って思ってる。

息子に「勉強しなさい

」って怒ってこなかったけど、
それも、間違ってなかったって、わかったんだ。

息子に「怒ったほうがよかったのかな？」って聞いたら
「オレ、怒られたらますます勉強しなくなるタイプ。
わかってるでしょ？」って。

息子は、わたしよりも先に
今回の結果を受け止めたのかもしれない。
もしかしたら“折り合いをつけた”という表現のほうが
近いのかもしれないけど。
そして出てきた「やる気になってきた

」という言葉。

“折り合いをつけた”でもいいと思う。
悲しいけど、人生の中には、そんなこともあるの。

さぁ、前を向いて、
これから通う大学で精いっぱい勉強して、
悔いのない学生生活を送ってください。

初めてのスーツと初めてのネクタイに手こずる息子の図。

昨日の夕方、息子と別れて自宅に帰ってくる途中、
息子から「ゴハンできた」ってLINEが来てうれしくって、

今朝「一人で起きられたよー＼(^_^)／」ってLINEが来て喜んでます。

こんなLINEが来るのも今だけ（今日だけ？）だと思うし、
「合いカギは預かっておこうか？」って申し出たけど断られちゃったし、

こうして親離れ、子離れしていくのね