娘の留学のこと　(2)留学先を決める（前編）

こんにちは。
“上質なあなたのファッションアドバイザー”
おおのまゆ@アルページュ三河安城です。

昨日から綴り始めた“娘の留学のこと”。

昨日の　(1)簡単に娘のこと　につづき、
今日は留学先を決めた経緯について書いてみたいと思います。

↑昨年3月に娘とミャンマー旅行に行ったときの写真です。

昨日も書きましたが、娘は

大学で外国語学部に所属、
ビルマ語（ミャンマー語）を専攻しています。

大学には留学する先輩・お友だちも多くって、
娘も自然と留学希望。

わたしは、自分が学生の頃に短期留学をしていますが、
大学を休学してまでの留学経験はありません。

でも、子どもたちが海外で学んだり生活したりすることには
大賛成！
（実際、可能ならわたしも今からでもしてみたい。）

そんな感じで、留学することが最初に決定。

じゃあ、【留学して何を勉強する？】

英語？

ビルマ語（ミャンマー語）？

ソーシャルビジネスに関心があるからビジネス？

という選択肢がありました。

それから、

大学から交換留学生として行くのか

個人で行くのか

つまり【どういう立場で留学する？】が
留学先を決めるもうひとつの要素です。

【何を勉強する？】については娘次第。

ただ、わたしとしては、“英語を現地で学ぶ”っていうのには
あまり賛成していなかったです。
英語については、自分の経験から、
ある程度のコミュニケーションができるレベルであれば
それ以上のコミュニケーションは学校で学ぶよりも
実際のお友だちづきあいや仕事を通して身につけるものだと
考えていたから。
この考えは娘にも伝え、
娘も“英語を現地で深く学ぶ”っていうのは選択肢から外しました。

【留学生としての立場】については、

大学から交換留学生として行く場合、
留学先の大学で取得した単位が日本の大学の単位として認められるため、
日本の大学を休学せずに留学できる＝4年で卒業できるという
メリットがあります。

（日本の大学を休学して1年留学する場合、
日本の大学4年＋留学1年＝5年かかります。）

が、実際には、言葉の壁などもあり、留学先の大学で
日本の大学で進級するのに必要な単位を取得できる
学生はすごく限られるとのこと。

例えば、
3年の後期から1年間留学。
帰国時、本当は4年の前期まで履修したことになってるはずだけど、
単位不足でもう一度3年の後期からスタートする人が多いんだそうです。

おまけに、就活は3年の後半から始まるから、
留学から帰ってきて4年の後期になっていると、
うまく活動できないという難しさもあり、
留学先で十分な単位が取れていたとしても
わざと留年する人もいるとのこと。

メリットありそうだけど、課題がないわけじゃない、って感じ。

そのふたつの要素を掛け合わせると
選択肢は

(1)交換留学生としてミャンマーの大学に行って
　　ミャンマー語を学ぶ
(2)交換留学生として英語圏の大学に行って
　　ビジネスを学ぶ
(3)個人でミャンマーの大学に行って
　　ミャンマー語を学ぶ
(4)個人で英語圏の大学に行って
　　ビジネスを学ぶ

って感じでしょうか？

ミャンマーでビジネスを学ぶっていうのは
現実的にはないから除外。

結論から言えば、
娘は日本の大学での留学生選考の基準を満たすことができずに、

“大学から交換留学生として行く”という選択肢はなくなりまして（笑）

結局、(4)個人で英語圏の大学に行ってビジネスを学ぶ　という
選択肢を選ぶことになりました。

ミャンマー語よりもビジネスを選んだわけです。

じゃあ、どこの国のどの大学に行く？

それについては
長くなっちゃったので次のブログで