Mayohaより -76ページ目

Mayohaより

なんとなく伝えたいことと
日々の暮らし

病室の母のベッドの隣に

新しい方が

入りました

多分母と同じ

脳梗塞からの

半身麻痺

 

最近私は

母のマッサージに

音楽をかけている

彼女が

若く輝いていたであろう

頃に流行った曲

 

この間も音楽を 

かけていたら

隣の方が

一緒に

歌い出した

それも

3番まで

間違えることなく

 

そして

私に聞いたんだ

「今の歌は誰が

歌っていたんでしょう?」

 

お気に召したようなので

その人の曲のメドレーを

かけてあげたら

全て間違いなく歌って

そして

言ったんだ

「体は動かなくても

口が動くから歌が歌える

私は若い頃に船木一夫さんのファンだったの

今は氷川きよしくんのファンなのよ

音楽をかけてくれてありがとう」

って笑顔でね

 

最初は大好きだった歌手の

名前も思い出せなかった

はずなのにね

 

最初は辛そうに

ベッドで

看護婦さん呼んでばかり

いたのにね

 

音楽には

そんな力が

あるらしい

 

アメリカのドキュメンタリー

か何かで見た

アルツハイマーの人たちに

自分が一番輝いて

いる頃の

音楽を聴かせると

忘れていたことを

語り出したり

車椅子から立ち上がって

歩き出したり

やっと歩いていた人が

踊り出したり

 

母はまだ

話せないけど

音楽に合わせて

口は動かすんだ

でもね

どれも

一番だけしか

知らないらしい

大好きな曲には

まだたどり着いてないらしいです

 

 

私たちも

疲れたり

落ち込んだりした時は

自分が一番元気だった頃の

曲を聴くといいかもね

 

普段は覚えていないようでも

口ずさみ始めると

歌える歌って

あるよね