本日2回目の投稿。
息子は隣でスヤスヤとお昼寝中。
唯一の安息の時(笑)




今は内科で働いていますが、子供が産まれるまでは13年半ほど産婦人科で働いていました。




個人の小さな産科婦人科の診療所で、不妊治療でくる患者さんは片手で足りる程の人数しかいませんでした。




私も自分がPCO持ちで子供が出来にくいと自覚していたので、その数人の患者さん達の事がものすごく気になってました。




『ちゃんとした不妊専門の病院に行けばいいのに…』と。




私ももし自分の勤めている病院で診てもらい半年くらいしても授からなければ専門病院に行こうと決めていました。




まさか精子に問題があるとは疑いもせず、クロミッドを飲み、卵胞チェックして、タイミング指導してもらい、だいたい排卵が終わったかな?というところでデュファストンを飲んだだけでした。





それで4周期目でまさかの妊娠!!
本当に本当に嬉しかった…!
というか信じられなかった。





産婦人科は赤ちゃんが誕生する素晴らしい場所。
産科の看護師は赤ちゃんが産まれるのをサポートするやりがいの仕事。




そんな風に周りの人は思うようです。
でも現実は…





出産より圧倒的に多い“中絶”。





やっと授かったのに赤ちゃんの異常により途中で妊娠が継続できない“流産”“死産”。





健康なのに、“切迫流産・早産”で安静を強いられ、辛くて毎日のように泣く患者さんの姿。





そんな辛い事の方が出産よりより断然多かったりするんです。




常に血だらけだし、羊水を頭からかぶったりすることもあるし、赤ちゃんの死体を片付けることもしばしば…。




“きれい”とはほど遠い仕事でした。





でももちろん、そんな仕事ばかりでもなく。
妊娠発覚から健診、出産までの行程を経て無事笑顔で退院していく患者のサポートができるのは本当に嬉しかったし楽しかった。




夜勤で出産にあたり、患者さんから「また次の子を産むときも絶対看護師さんいてね!」
と言われた時は、本当にやりがいのある仕事だなとしみじみ思いました。





妊娠し、出産まで辿りつくのは奇跡です。





妊娠しても、出産まで辿り着けない方が大勢います。





出産したくても、色んな事情で諦めなければならず、やむを得ず中絶という選択肢をとる方もいます。





そういう辛い思いをしている人が大勢いる中で、私は妊娠中大きなトラブルもなく予定日通りに出産。
今も元気にすくすく育ってくれている息子がいる。
本当に幸せ者だと思います。





だから…本当は贅沢なんて言っちゃいけない。





二人目にこだわるから、人の妊娠を素直に喜べない不妊様になっているんだから。





未来が見えて、「もうあなたには子供はできません」と言われて治療も頑張らなくて済むならどんなに楽になるか。





でも私はまだ34歳。
旦那は40越えてるけど…
まだ諦める年齢じゃないのかなって、期待と希望を持ってしまう。




絶対実現しないけど…
確実に妊娠する近道が“体外授精”であるなら…





私はチャレンジしてみたいな…と最近思ってしまっています。





絶対絶対旦那は許してくれないけど…。