【ご注意ください】

・シナリオのネタバレがあります。

・自シムが複数のデフォシムと恋愛行為を行い、結婚もします。

・逸脱願望のために、多数のデフォシムの人間関係を壊します。

・主人公の自シムに罪の意識はまったくありません。

・全体的に暗く救いのない話です。

 

「超リッチな大悪党」シナリオに挑戦しました。

 

・「秘密諜報員」キャリアで「悪党」になる

・50万シムオリオン稼ぐ

というクリア条件。

 

こちらのシナリオを

『悪のキューピッド』願望と組み合わせて、結婚詐欺でクリアする

という構想はあったのですが、あまりに悪人すぎると感情移入しづらいし、平凡なシムなら結婚詐欺なんかしないし……と、外見だけ作ってプレイできずにいました。

ようやく主人公のバックグラウンドと特質を思いついたので、プレイ開始。

 

放置されていた主人公のシムはこちら。

タチバナ サクラコ

幼稚・嫉妬深い・正気でない

願望は「名家」

 

サクラコはコモレビ山の旧家に生まれました。

愛のない結婚をした両親は、一人娘のサクラコを甘やかすことで世間体を保っていました。

サクラコが高校を卒業する直前、父はイトウナオキからリゾート開発事業に誘われます。

ナオキを出し抜こうとした父は、独断で50万シムオリオンもの投資を行うものの、全てを失ってしまいました。

父は失踪、母もサクラコを置いて愛人のもとへ出奔。

両親と付き合いのあったジェフリー・ランドグラーブの尽力で、サクラコは高レベルの秘密諜報員に職を得たものの、実家は手放すしかありませんでした。

 

サクラコ「どうしておうちを売らなくちゃいけないの?

どうしてお父様とお母様は、サクラコを置いていってしまったの?

お母様はずっと泣いてた。

『イトウさんがリゾート開発に誘ってこなければ。ニシダケさんが反対しなければ。

アキヤマさんも薄情よ』って」

サクラコ「イトウさん。イトウさんの上司のフェンさん。

ニシダケのおじいさん。アキヤマさん。

みんなお金持ちなのに、お父様のお金のことは知らんぷり。

サクラコがお金を取り戻したら、お父様とお母様は帰ってくるかな?」


サクラコ「……サクラコ、知ってるんだ。

メグミさんと、カドさんのこと。

ニシダケのおばあさんが、メグミさんの味方だってことも。

サクラコがお金を取り戻せる方法、思いついた。

お父様もお母様も『さすがはサクラコだ』ってほめてくださるよね。

頑張ろうっと」

 

サクラコの無邪気な復讐劇が、幕を開けました。

 

家を手放したサクラコ。

新しい住居は、サンマイシューノの一番安いアパートです。

いらない家具を売ったら

事故物件の痕跡がバリバリに。

 

歓迎に来てくれたミコちゃんはロコツに顔をそむけ、キボくんは無になっています。

サクラコは全く気にしていません。

 

キャリア報酬の机と椅子で日課の諜報活動。

キッズチャンネルを見て喜び、意味不明なひとり言をつぶやき、鏡で自分を誘惑する。

そんなサクラコが、政府諜報員だと気づくシムは皆無。

機密情報を手に入れるのは簡単です。

 

もうひとつ。

サクラコが得意としているものがありました。

ソーシャルバニーです。

 

サクラコを馬鹿にしてくる相手とも、ソーシャルバニーでならばうまくコミュニケーションをとれます。

実際ナオキは、見事にサクラコに誘惑されています。

 

翌日。

仕事を終えたサクラコは、イトウ家に上がり込みました。

サクラコ「こんにちはー」

 

裏庭でバーベキュー中の一家のもとへ。

サクラコ「おいしそうだね」

メグミ「食べて食べて」

ナオキ「成金の食べ物が、お嬢様の口に合うかな?ははは」

 

サクラコ「写真撮ろうねー」

ナオキ「(……やれやれ)

サクラコさん、お父さんはまだ戻ってこない?」

 

サクラコの父が失踪したことにより、リゾート開発事業はさらにこじれてしまいました。

ナオキは上司のユリ・フェンからひどく叱責され、降格まで示唆されています。

焦るナオキは、簡単にサクラコの術中にはまってしまいました。

 

サクラコ「ねえ、ナオキさん。

ソーシャルバニーで送ったけど、サクラコ、ナオキさんのこと愛してるよ」

キヨシ「冗談やめてください!父は既婚者ですよ」

サクラコ「でも、メグミさんだって、カドさんとこそこそ会ってるよね?」

ナオキ「!」

 

サクラコ「ニシダケのおばあさんもね、メグミさんの味方してるの。

みんなでナオキさんの悪口言ってる。

メグミさんとは別れた方がいいよ」

 

サクラコ「ナオキさんも、ソーシャルバニーでサクラコのこと好きって送ってくれたよね?

サクラコと一緒にいたら、お父様も帰ってくるよ。

お父様にナオキさんのお仕事手伝わせるから。

ね?」

 

ナオキ「サクラコさん……。

そこまで想ってくれているのか」

メグミ「いい加減にしなさいよ!」

ナオキ「メグミに非難されるいわれはない。

アキヤマさんとの噂は本当だったんだな」

 

ナオキ「ありがとう。目が覚めた思いだ」

 

ナオキ「ニシダケのばあさんまでグルだったとはな。恐ろしい女だ」

メグミ「私じゃなくて、サクラコさんを信じるの!?」

 

 

ナオキとメグミを離婚に追い込んだサクラコ。

次は家と財産を奪います。

 

イトウ家をタチバナ家に統合。家と家具を売り払いました。

そしてメグミ、キヨシ、ナナミをジャスミン・スイート2Bへ追いやって、ナオキと二人、センバマチ地区の一戸建てへ引っ越し。

 

サクラコ「お金ないとかわいそうだから、2万シムオリオンは残しておくね」

 

新居に着いたのは夜。

サクラコ「ナオキさん、大好き」

 

サクラコはナオキに指輪を差し出しました。

サクラコ「サクラコのこと、お嫁さんにして」

 

ナオキ「サクラコさん、愛しているよ」

 

その場で結婚。

 

一方、ジャスミン・スイートでは。

メグミ「……恐ろしい女……。

必ず、もっと犠牲者が出る。

信じてもらえなくてもいい。みんなに知らせないと」

 

メグミはこぶしを握りしめ、スマホを取り出しました。

 

次回に続く。

 

 

※サクラコの実家はギャラリーのこちらの建築をお借りしています。

 

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