【映画】劇場版仮面ライダーディケィド オールライダー対大ショッカー
面白かったか、面白くなかったかと選ぶなら、十分過ぎる程面白かったんですが、『作り手が見せたい映像と、観客が見たい映像のギャップ』に唖然としました。
シナリオはアクションが3割で、残りの7割が、ストーリー展開での、ドンデン返し。
ただし、話のつじつまを無視して場面転換をしていたりしたので、本編の重い話は、子供には判りにくく、大人には、どうでもいい話になりかねなく、肝心のDCD最終話が、新ライダーの登場で、更に意味が薄れていった感がしないでもありません。
今回の話<ストーリー>には爽快感がありません。
話もダークだし、ラストで敵を倒すカタルシスも、設定に振り回され過ぎて、意外性もなく、予定調和といっていい。
ただ監督の映画の狙いが、オールライダー全員が横に並ぶシーンの映像化という事であれば、この映画は、その場面だけで大方成功している。
惜しむらくは、見所である筈の幾つかのシーンが、TVシリーズの本編で(おそらく劇場観客動員記録のためのテコ入れ)流されているので、当然映画を見た人は映画館より先に、TVシリーズのOPでネタばれを見ているので、新鮮な驚きが無い。
シナリオライター(脚本)は今回随分割りをくったと思う。
本来なら、ドンデンに次ぐ、大ドンデン返しの『さらば宇宙戦艦ヤマト』のような話である筈なのに、前作を『さらば仮面ライダー電王』撮った監督が、カタルシスの少ない劇場版を、作った事は少々残念である。
だが、しかし、士<ディケイド>の旅は、まだ終わってなかったのである -続く-
これが、本当の大ドンデン返しではないだろうか?(・・・違うと思う)



