思ってもみなかったところを突かれた感のあるこの先生のことを、ちょこっと調べてみた。

色々なことが出来る人のようで、沢山のメニューがあった。

「亡くなった人からの手紙」をもらうこともできるらしくって、

「ユウキから手紙もらってみちゃう???」と、ある時申し込んでみることにした。

そして、ドキドキ・ワクワクしながら手紙の到着を待った。

ところが。

心のどこかで弟の死を認めたくないと思って生きてきたからなのか、

弟からの手紙を受け取った私は、

「手紙の内容を認めることはユウキの死を認めることになる」

と、非常に複雑な心境に陥った。

そして、自分で申し込んでおきながら「気持ちが追いつかない」などど、

正直すぎる気持ちを先生に伝えてしまったりもした。

それでも時間の経過と共に、弟が手紙で伝えてきた言葉の意味がわかるようになり、

少しずつ、でも確実に、私は弟のことをきちんと受け入れられるようになっていった。

 

 

クリスタルヒーリングを受けてから、「またクリスタルヒーリング受けたいっ♡」という思いが

時々やってくるようになった。

「何かをしたい!!!」と思えるようになったことがとても嬉しかった。

「自分のことを大切にしたい」という思いも芽生え始めてきていたいたので、気の向くまま、

2~3か月に1回ぐらいのペースでクリスタルヒーリングを受けるようになっていった。

 

 

ヒーリング中のある時のことだった。

「誰かに追いかけられたり、逃げ出したりしたこと… ある?」と聞かれた。

一瞬にして全身鳥肌。

そして、自分でも完全に忘れていた何十年も前のある出来事が瞬時に思い出された。

「そういえば高校生の時、へんな男の人に誘拐されそうになったことがありました… 」。

そんなことが… あったのだった。

その時は確かに恐怖を覚えた。

でも、白昼だったこと、その男に戸惑いが感じられたこと、危機一髪のところで近所の

おじさんが気が付いてくれたこと、に助けられ事なきを得た私は、いつしかこの出来事の

ことを完全に忘れていった。

と思っていたのに。

先生からの質問を聞いた瞬間に鳥肌がたち、あの場面が思い出されたことにとても驚いた。

と同時に、こうして本人でも忘れているようなことでも必要とあれば、

それを拾い出し癒してくれる先生の能力と優しさにだんだんと惹かれていった。