みんなに「かわいい♡かわいい♡」と愛されてきたのが我が家のアイドルちび。
愛想がよくって、お顔も可愛くて、身体もちっちゃくて、末っ子キャラそのもの。
ただ、ひめじじと比べると、ほんのちょっとだけちびと私には距離があった。
もちろん可愛さや愛情は3匹とも同じなんだけれど、それでも細かく分析すると、
なんとな~く、母とちび、私とひめじじ、みたいな感じがあった… かな???
そんな私とちびとの関係は、ひめを亡くしたあたりからとても色濃くなっていった。
ちび、犬生の後半期はヘルニアの手術・術後、大変だったと思う。
高速に乗って毎週末のようにリハビリ施設に通ったり、鍼に行ったり。
車いすを作ってもらったりしたけれど。
あんなにチャカチャカしていたちびが思うように動けなかったのは本当に苦痛だったと思う。
もしかしたらちびは手術なんて望まなかったかもしれないよね…
ちびに限らず、何かある度「そのコにとって最善」と思われる道を選択してきたつもりで
いるけれど、そのコにとってどうだったかはわからない。
思うようにしてあげられなかったことも沢山ありそうで、そう思うと胸が痛くなる。
ある時、ちびの前足が腫れていることに母が気が付いた。
肥満細胞腫、ガンだった。
ドクターからは「このような場合手術で足を切断することもあるのですが、ちびちゃんの
年齢や動くことが大好きな性格を考えると、手術はせずに投薬治療の方が良いのでは
ないかと思うのですが… 」と言われた。
私たちも13才のちびに手術・切断という選択はできなかった。
2018年5月30日、ちびがひめのところへと旅立った。
最期の方は食欲もなくて、なのに亡くなる前日、私が食べさすサツマイモを1本丸々食べて
くれて…
私の気持ちに応えてくれるちびに涙が止まらなかった。
本当に可愛かったちび。
ちびのことだから、むこうでも沢山のおともだちに囲まれて楽しくやっていて、
不器用なひめの面倒も見てくれているんじゃないかな。
大好きなちび♡♡♡
うちのコになってくれて本当にありがとうっ。
またね…