教えていても時々辛い事があります。受験生が合格すると、「おめでとう!頑張ったね」とお祝いを言いながら、合格できなかった生徒は頑張っていなかったのかと疑問に思うからです。


幸い去年は担当した生徒が全員合格して、幸せな笑顔で卒業して行きましたが、毎年全員うまく行くとは限りません。


オリンピックでも、競技である限り勝者と敗者がいます。3位までに入れてこれまでの努力が報われ、祝福される選手たちは幸せですが、4年に一度のタイミングでたまたま怪我をしていたり、体調が悪くなってしまう人もいます。オリンピックに出ている時点でみんな努力を重ねている人ばかりなので、全員報われればいいのにと残念に思います。


競技によっても日本では人気がなくて注目されにくいものもあります。先日ブログに書いた馬術もそのひとつでしょう。メダルを取れたら報道される機会も増えて競技人口の裾野が広がり、後に続く選手が育つ可能性も増すため、その点でも必死になっている選手が多い気がします。


外から観ている私たちには分からない、陰で努力を重ねている多くの選手達にも拍手を送りたいです。