『ベートーヴェン』@日生劇場

この前観てきました。




有楽町から日比谷へ




ミッドタウン日比谷の前には

ディズニーのウイッシュツリー。






到着。




ベートーヴェン  井上芳雄

アントニー  花總まり

カスパール  海宝直人

ベッティーナ  木下晴香

キンスキー公  吉野圭吾

フランツ(トニの夫)  佐藤隆紀





ご存知クンツェ&リーヴァイさんの

名コンビによる作品です。


クラシックであるベートーヴェンの曲に

歌詞をつけて歌うということで

多少賛否あるようだと聞いていました。


でも私は全然気にならなかったというか

むしろミュージカルとして

こんなにも現代に違和感なく

素敵にアレンジできるんだ!と思いましたし


やはり良い音楽は

いつの時代でも響くのだなあ〜と

とても感動しました。


豪華な生オケにエレキも加わり、

これは何の曲かしら?などと

耳を凝らすのも楽しかった。





けれど今、観劇を振り返ろうとすると

どうも思考がまとまりません…


とにかく

芳雄ベートーヴェンのパワフルさと

イナズマの閃光、歌の凄さに圧倒され


白い音楽ゴーストたちに

トートダンサー味を感じ


花總トニまりさんの少女の様な可愛らしさと

やはり高貴なお姿を見る度に

思わずほぅ…とため息をつくという…


兄を心配する海宝くんは
登場するや若くてかっこよくて
きゅんとなっちゃったし

まりさんの夫の佐藤(シュガー)さんは
自分勝手で横暴で酷い役がとても上手くて
でも歌声を聞くと感動してしまい
次のバルジャンは佐藤さんにしよう…
などと考え始める始末。

そして
トニまりさんの義理妹の晴香ちゃんは
にこにこ笑顔がアイドルのように
本当に可愛いわ。

でもまりさんと晴香ちゃんを交互に見つつ
憂いある声の晴香ちゃんの方が
どこか大人っぽく感じるなあ〜
などとのんきに思っていたら、
最後にまぁ!なんという…(°Д°)

皆さん本当に実力派揃いなので
難しい曲の数々も見事に歌い上げ
全員が素晴らしかったし
それぞれに魅力と存在感があって
あちこち見たくてうずうず大変でした。

ストーリーとしては
ベートーヴェンの苦悩や挫折、
そして同じく傷だらけのトニとの愛は
思わず涙が出てしまったほど
ドラマティックに描かれておりました

…にもかかわらず
先に書いたような俳優さんたちに対する
私の落ち着きのなさや
観ながらのベートーヴェンの曲思い出し、
そして次々とド派手に繰り出されて
圧倒される演出効果の数々に

すごく楽しかったですが
私にはどうも情報過多だったのか

細かな部分を思い出せずにいます(;´∀`)


(皆さん、動きも派手でね

椅子、テーブル、ピアノの上に乗りすぎよ笑)



過去に見た吾郎さんのNO.9




田代万里生さんのOp.110

不滅の恋人への手紙




どちらも1度ずつなので

残念ながらもうあまり記憶はないけれど

描かれ方は夫々違っており


また、ネットでベートーヴェンのことを

少し探してみても

今ひとつはっきりとせず

これほど有名な作曲家の割には

謎めいた人物なのでしょうか。





常識に囚われず無礼だったとか

未婚で恋多き男性などとも言われるけれど


少なくとも今回はトニとの心からの愛が

絶望から彼を救い

音楽への道をさらに高みへと

引き上げてくれたのかなと。


でもやはり記憶が曖昧で勿体なく…

せっかくの芳雄さんまりさんコンビなので

もう一度観てみたい気持ち。


久しぶりに

こちらも大好きな小野田さんで

配信を見ようかと思っているところです。



今年の舞台の見納めは芳雄さんでした。

満足です✨






今日はクリスマス・イブですね🔔

*…ᴍᴇʀʀʏ ᴄʜʀɪsᴛᴍᴀs…*