毎年7月に新北市の海辺で行われる音楽フェス、貢寮海洋音樂祭に行ってきました
「春天吶喊」「野台開唱」と並び、台湾の三大音楽フェスのひとつとも言われている「貢寮海洋音樂祭」。
今年は7月10日から15日の5日間にわたって開催。日によってテーマも異なり、テーマにそったバンドやアーティストが出演する予定……
でしたが なんと開催期間中に大型台風が台湾直撃
五月天やflumpoolが出演した一日目は予定通り行われたのですが、二日目以降のスケジュールは延期に
そして台風も通過した翌週、11月19日より日程と出演者を若干調整して無事、再度開催されました
そしたら、当初の予定では平日だから と諦めていた2日目の「臺灣家傳搖滾」が日曜日に変更
これは行かなきゃっっ!!でしょ~~~о(ж>▽<)y ☆
だって出演バンドが回聲樂團、那我懂你意思了、飢餓藝術家、BOXING(拳)、滅火器、激膚樂團、董事長樂團
もう魅力的すぎるメンツですぅ~~~
本当は那我懂你意思了も観たかったのですが、この日は元々友達と朝から山を登る約束をしていたので、7時起床午前中に山登りをした後、同僚と合流して福隆へ向かい、到着したのは5時半
那我懂你意思了…もう終わってました
ステージでは飢餓藝術家が演奏していましたが、今回初めて海洋音樂祭に来た同僚が周囲の屋台を見て回りたいというので、少しぶらぶらすることに
その後、ステージより少し離れた場所に腰をおろしてBOXING(拳)を鑑賞。
排湾族(パイワン族)出身のバンドです。演奏もしっかりしていましたし、何よりも原住民の言葉とリズムが心地いい素敵なバンドでした
そしてやっぱり海風に吹かれながら音楽を楽しむって気持ちいい~~~
さて、次は最近ハマりにハマりまくっている滅火器
同僚といそいそとステージ前に移動
いつもステージ下中央はモッシュピットになるので、今回も中央はよけてベースよりの前方でみることに
でも今回は滅火器ファン以外の人もいたし、ステージとも距離があって、ダイブなどはできないつくりになっていた為、比較的大人しかったかな。
でも彼らのステージはやっぱり気持ちがいいです
飛んで叫んで頭振って、たくさん汗をかきました
ただ気になったのが…ボーカルの大正、ちょっと疲れてる…… 前日も宜蘭でライブがあったためか、時折後ろのスクリーンにアップになる歌った後の顔が……やばい(^▽^;)
近くに原子力発電所があるってことで「無力者哀歌」を歌って欲しかったのですが、残念ながらこの日のセットリストには入っておらず(´・ω・`)
大正もMCで言ってたけど「みんなで音楽を楽しむイベント」という主旨を重視したのかも知れませんね。
でも「晚安台灣」では「我不要核四~(俺は第四原子力発電所なんていらない)」と歌っていました。この歌はやっぱりみんなで大合唱すると泣けます(ノ_・。)
そして最後は「海上的人」
海風に吹かれながら歌う「海上的人」の気持ちよさと言ったら…もうっ 言葉では表せません(笑)
続いて昨年の金音獎では賞を総なめし、今年は金曲獎の「最優秀バンド賞」にもノミネートされた激膚樂團
パワフルな女性ボーカルが特徴の今すごく勢いのあるバンドです
実は前々から一度ライブを観てみたい&彼らのファン層ってどんな人たちなんだろ って興味があったので、今回見られてよかったです(男性ファンが多いんですね)。
最後は貫禄たっぷり董事長樂團
いやぁ、もう楽しかった!!
この一言につきます。さすがです、さすがっっ!!!
「愛我你會死」には感動し、「可愛的車」では踊り、「山地醉拳」ではっちゃけました
新曲の「美麗啊」では原子力発電廃止を訴え、インターネットで世界中にライブ中継されている音楽祭で「台湾!加油!!」のコール&レスポンス
今回もしっかりと台湾愛 を感じました
本当に楽しかった貢寮海洋音樂祭
帰りも去年五月天を観に行ったときに比べると、びっくりするくらいスムーズに帰れましたし(これはいいのか、悪いのか…微妙ですが)、もし来年も今回のような「台湾バンドデー」があるなら、ぜひまた行きたいです