タトゥーが職場でも許される理由

日本ではタトゥー要するに入れ墨は、あまり良いイメージを持たれていません。日本でタトゥーと言えばどうしても



このように反社会的なイメージがあります。

しかしオーストラリアでは保育士、看護師、接客業のような仕事でもこれくらいのタトゥーを入れることが許されています。



実際に私の園の園長先生も手足に上の絵のようなタトゥーが入っています。

(基本的に働く際は見えないように服などで隠さないといけません。しかし服からチラリとタトゥーが見えるくらいなら許容範囲みたいです。)


子供達の間でもタトゥーは人気です。とは言え子供はさすがに本物のタトゥーを入れることは出来ないので、このような



シールのタトゥーをつけています。


このようにオーストラリアではタトゥーが広く受け入れられています。なぜオーストラリアは、こんなにもタトゥーに寛容なのでしょう?その理由が、こちらです


タトゥーは先住民族アボリジニの文化なので否定し辛いから




オーストラリアの先住民族アボリジニの間ではタトゥーの文化が、ありました。オーストラリアで先住民族アボリジニは保護対象なので彼らの文化であるタトゥー否定はアボリジニ否定に繋がり中々、言い辛い雰囲気があります。

そうこうしている内に年中暑く薄着で肌を見せることが多いオーストラリアの若者にタトゥーがお洒落なものとして受け入れられ、その文化が広まり最早オーストラリアの文化の一部のようになりました。タトゥーは一度入れると消せないので職場に来るなら消せと言うわけにもいかず結果的に職場でも多少のタトゥーが許されるようになりました。


現在、日本にも多くのオーストラリア人が来ています。そしてオーストラリア人の中にはタトゥーを入れている人が多くいます。日本の間でもオーストラリア人に関して言えばあのタトゥーは反社会的な物ではなく文化なのだという認識が広まってくれたら嬉しいです。


【お知らせ】

インスタグラムもやっています。良かったらフォローしてください。


https://www.instagram.com/tran.tran8910?igsh=MWhkeHRrcHJoNHhuMA%3D%3D&utm_source=qr












PVアクセスランキング にほんブログ村