久しぶりのブログで、書き方すら忘れているまややです皆様こんにちは。
相変わらず、ひかる君に溺れる日々を送っていますが、今年の滝沢歌舞伎ではもう一人のいわもとひかる!として注目している人がいます。
それはG-Rocketsの小林由佳さま!
スタイル抜群で切れ長の目、手の表情も私が大好物な感じで、見るたびに岩本君を女性にしたような方だなぁと見入っております。
今回はG-Rocketsからもう一人半澤友美さんもご出演していて、この二人が本当に素敵なんです。
特に、2幕の演目である「卒業」
下手に二人がスタンバイすると、北山くんが登場して歌いだします。
もしも一つだけ たった一つだけ
かなえられるなら何を祈るかな?
小林さんの白布カーテンの後ろには薮くんスタンバイ。
北山君から引き継いで歌います。
いまどこにいるの?いま誰といるの?
青い空見上げてそっと問いかける。
Gロケのお二人はお互い向き合ってにっこりすると小林さんから、スルスルと白布をあがっていきます。まるで魔法がかかったかのように、重力を全く感じさせずに布をあがっていく小林さんのきれいな事と言ったら!!
上手から滝沢くん登場(だと思う。もう、小林さんにロックオン過ぎて見れてない←)
With youすぐそばにいた頃のきみはいない
With you離れても変わらないと誓ったのに
この辺から私の脳内にははかなくも悲しい桜の姉妹のお話が流れてきます。
長い長い冬が終わりを告げて、もうすぐ春の到来です。
今年初めて咲く桜の精の姉妹。(姉:半澤さん 妹:小林さん)
姉「もうすぐ春よ!しっかり咲かせましょうね!」
妹「もちろん!先に私が行くわね!」
はしゃぐ妹を優しい瞳で見つめながら、妹の出発を見送ります。
たとえぼくたちが想い出になる
そばのぬくもりにはかなわないから
春といってもまだ肌寒さも残る日々。
初めての桜を咲かせる仕事は姉妹には容易な事ではありません。
固く閉ざされた蕾たちを優しく優しく解きほぐします。
そんな春の日差しの中に桜を見上げる一人の少年を桜の姉妹は見つけます。
切ないため息が不意にこぼれた
舞い上がれ遥か遠く君に届くように
青年は病にかかり、残りわずかな命と知ると、大好きな彼女に別れを告げていました。
ずっと一緒にいようねと、君を幸せにするよと、そう思っていたけれど…先に死にゆく自分にはとうてい叶わぬことと別れを告げたのです。
告げてもなお、彼女を想う気持ちだけが青年を病とともに苦しめていました。
妹「姉様、あの方の苦しい気持ちが桜の木を伝って私たちに流れ込んできますわ。どうにかして、あの方の苦しみを解放してさしあげられないかしら?」
姉「それは私にも伝わってきています。でもね、人間と私たちの間には踏み込んではいけない掟があるの。どんなに辛くても私たちには私たちに与えられた仕事をするのみよ」
Foe me迷っていた僕の背を押してくれた
Foe me微笑みに隠していた悲しがる瞳
日に日に暖かさが増し、櫻の精の姉妹にも力が宿ってきます。
妹「みて!姉様!桜が咲くわ!私たちの力で今年の桜が!」
姉「私たちの初仕事!二人で力を合わせればなんでもできるわ!」
妹「姉様。だったら…あの方の想いをせめて、想い人に届けることはできないでしょうか?」
姉「あなた…あの青年を好きになってしまったのですね。」
妹「…」
日々、桜の木を見上げる青年を見ているうちに、櫻の精の妹はいつしか恋に落ちていました。
たとえぼくたちがさよならになる
そばにいてほしいと そうつぶやいていた
やるせない想いが声にならない
せめてこの祈りだけは君に届くように
妹の淡い初恋の気持ちをくみとった姉は意を決してこう言います
姉「あなたがそんなに想い続けるのなら、一つだけ方法はあります。でも…二度と彼に会うことはかないませんよ?それでもいいの?」
妹「姉様!!それでもいいの!彼が幸せになれるなら!」
終われない想いを空に残して
たとえ一人でも歩いていくから
姉はそっと、櫻の精に伝わる秘伝を妹に伝えます。
妹「!!!姉様!それでは姉様も私と一緒に散ってしまうではありませんか!」
姉「いいのよ。あなたが幸せなら私も幸せなのだから」
二人は力を合わせて、この春一番の桜吹雪を青年に向けて散らせます。
櫻の花が舞う あの日のように
櫻の精の姉妹は自分たちの持てるパワーを全て使って、青年の想いをのせた桜の花びらを想い人の、彼女の元へと届けます。
まぶしい想い出のヒカリを反射(うつ)して
せつないため息で 色鮮やかに
舞い上がれこの想いの全てを 届けてくれ
全ての力を使い切って、青年の想いを届けた櫻の精の姉妹は、初めて咲かせた今年の桜と共にはかなくも美しく散っていったのでした。
櫻の精に伝わる秘伝。それは自分ののために命を投げ出してくれる櫻の精の存在と、自分の命を捨てても良いという想いが一つになったとき、人間への想いが叶うというのもでした。そして、その想いが叶ったとき、文字通り命を投げ出した桜の精も、命を捨てた櫻の精もともに朽ち果てるという。命をかけた秘伝だったのです。
たとえ僕たちが想い出になる
そばのぬくもりは もうかなわないから
さよならは未来のためにあるから
舞い上がれ遥か遠く君に届くように
悲しくも美しい櫻姉妹の物語。
ラスト、白布での回転するお二人はまさに櫻の精そのものです。
手を離して落下するアクションは本当に必見です。
そして、小林さんはここだけで終わりじゃないんです!
次の場面がシャドウダンスなのですが、シャドウダンスの音楽になった途端、表情が凛々しくなって次の場面へ誘う夜桜の女王にと変身するのです!最後、下手にはけるその時はで全神経が研ぎすまされていて、指先まで美しいです。
良かったら、最後まで櫻の姉妹の美しさを堪能してみてくださいね。
相変わらず、暑苦しいねwwwwwwww私ってw