#休日のおでかけブログ 山の辺の道 その1 | 鉄道 飛行機 自転車 そして街めぐり

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列車に乗って。自転車に乗って。歩いたり。空を見上げて飛行機を追っかけたり。

山の辺の道へ行ってきました。


全てを歩いたのは何年振りだろう?


山の辺の道は奈良から三輪山の麓まで続ずる道。日本書紀にもその名が残る古道です。

地図は近鉄あみま倶楽部さんからお借りしました。


今回は、近鉄あみま倶楽部のアプリを使って桜井から天理を目指しました。


空は雲。歩くには暑くなくちょうど良い天気。

桜井駅をスタートです。

これより山の辺の道へ。

暫くは街中を歩きます。


大和川を渡り、金屋の石仏に近づくと古道らしさが出てきます。

金屋の石仏とは、釈迦如来と弥勒菩薩を石板に浮き彫りにされた国の重要文化財。

暫くこのような道を進むと

三輪山平等寺に出ます。


平等寺は聖徳太子ゆかりの山の辺の道の禅の寺。


二重塔釈迦堂と熱とり地蔵尊の朱色のよだれかけにツツジの花が相まって新緑に映えています。

桜井駅から3km。40分ほどで三輪明神大神神社(おおみわじんじゃ)に到着しました。

大神神社のご祭神は大物主大神(おおものぬしおおかみ)


ご祭神の大物主大神が三輪山に鎮まるため、本殿は設けず拝殿の奥の三ツ鳥居を通して三輪山にお参りすることになります。


二拝二拍手一拝。


大神神社の創祀に関わる伝承は古事記、日本書紀の神話に記されています。(何回もブログで大神神社を取り上げていますが、またかと思わないで下さいね。笑)



以下に大神神社のいわれをホームページより引用します。


『古事記』によれば、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れ、国造りを成就させる為に「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と三輪山にまつられることを望んだとあります。


また、『日本書記』でも同様の伝承が語られ、二神の問答で大物主大神は大国主神の「幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)」であると名乗られたとあります。そして『古事記』同様に三輪山に鎮まることを望まれました。この伝承では大物主大神は大国主神の別の御魂みたまとして顕現けんげんされ、三輪山にしずまられたということです。
境内に杉の大木があり祭壇が設けられていました。
この杉の木はパワースポットなのかなぁ?
祭壇には御神酒と卵がお供えされています。
御神酒と卵????

ゆで卵に塩をひとなめ、あとはグイッと熱燗で流し込む?

大神神社はお酒の神様でもありますので、
凡人の私はそんな邪念を頂いてしまいました。
神様スミマセン🙇‍♂️。
とりあえず列に並んで、
二拝二拍手一拝。

立札によるとこの大木は巳の神杉だそうです。

立札には


ご祭祀の大物主大神


蛇神🐍に姿を変えられたとの伝承が


日本書紀に記され、


蛇神大神の化身として信仰されている。


この神木の洞から


白い巳さん🐍が出入りすることから


巳の神杉と名付けられた。


と記載されていました。


御神酒や卵は巳さん🐍の好物だから…。


確かに蛇は卵が好きですね…。

大神主大神もよりによって蛇に化身されるとは、

蛇嫌いの私にはちょっと…複雑かもです。

🐍🐍🐍🐍🐍🐍🐍🐍🐍🐍🐍🐍🐍🐍🐍🐍

再び山の辺の道へ出て、

ゼイゼイ言いながら

石畳の急坂を登り切ったところに

もう一宮ありました。

狭井神社(さいじんじゃ)です。 
(狭井神社へは大神神社の拝殿を北に折れ境内を進めば苦なく行けます。今回は参宮でなく山の辺の道を歩く事が目的でしたので、一旦大神神社の境内から出てぐるっと回っての到着です)

三輪山に鎮まる大物主大神和魂(にぎみたま)

に対して、

狭井神社大物主大神の荒魂(あらみたま)

を祀る神社。

大物主大神の力強いご神威から

病気平癒の信仰があります。

狭井神社拝殿の後ろには、

万病に効く薬水湧き出る井戸があります。

つまり神水です。


近くに紙コップが用意されています。


誰でもその場で神水をお授け頂くことができます。


もちろんペットボトルに汲み持ち帰ることも可能。


手ぶらできても


ペットボトル入りのご神水が販売されています。


安心ですね。


私ごとながら、


身を病みなかなか快方に向かわない状況ゆえ


神水の力に頼りたくなる所存。


しかし、


山の辺の道を歩き切るには荷物の軽量化が必須


今回は一口のご神水のみとします…。


効くかな?えー


そうそう。


この狭井神社には三輪山へ登拝口があります。

登拝には往復4kmで2時間かかるそうです。


15時迄には下山が必須となるため


登拝の受付は12時までとのことでした。


入山のタスキを首に掛けて


人形(ヒトガタ)にて自身を清め


入山とのこと。


登山やハイキングじゃなくて登拝だそうです。


でも軽装でなくそれなりの装備が必要ですね。


登拝口。これより先は神聖な領域となります。

しかし、


山の辺の道はあと14kmの道のり。


登拝は次の機会にすると言うことで、


長くなりましたので、今回はここまでとします。


つづく

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