絵の塗りつぶしが気になる2歳児#絵を聴く保育講座 | 元保育士&延べ37500枚の描画活動を指導した「絵を聴く保育〜自己肯定感を育む描画活動」の著者の幸せな日々

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今、コロナ禍で保育を取り巻く環境が最悪!

娘のような子育てママ保育士たちに、元氣でいて欲しい❣️簡単で効果絶大の子どもの絵を通して発達や思いを見極めて、豊かな遊びや生活の環境を整える方法をお伝えします。

絵を聴くブログにようこそ❣️




先日講座、研修会をした時の様子です。


悩みを言ってくれた2歳児担任の先生

『いつも塗りつぶしばかりで気になります』↓



塗りつぶしは絵の泣き顔と言われます。


しかし、たんぽ筆は塗る道具なんです。
気にしないで〜 でも普段の絵もそうらしいびっくり




最後は、私が2歳児クラスを持っていた時も
緑の草原になっていました照れ




ここで少し絵の発達のお勉強です

チューリップ赤チューリップ紫チューリップピンクチューリップオレンジチューリップ黄チューリップ赤チューリップ赤チューリップピンクチューリップピンクチューリップ黄チューリップ赤チューリップ紫チューリップピンクチューリップピンク

満1歳頃に手でマーカーなどを持って、てんてんを描くようになり、往復線からぐるぐるまるを描くようになります。

障がいがあるなしにかかわらず👇
2歳児クラスになると、ままごとなどしますよね。お話もたくさんできるようになります。

その時にしていることが、見立てる遊びなのです。本物の赤ちゃんじゃない人形に話しかけてますよね。お母さんになったつもりになっています。


絵の中でも、⭕️や線や点をパンや団子や、お母さんや自分に見立てるようになります。


そこには、ことばが必要なのです。



手の動きだけで、点や線を描いていたのが、ぐるぐるまるを描いてから、『いちご🍓』と言ってパクっと食べる真似をする。これは、まだ言葉は喋れないけど、言葉を理解している1歳児も出来ることです。

 つまり、言葉は大人が話ができない赤ちゃんに、喃語にこたえたり、豊かに話しかけたりしたことが、理解できているよ〜と絵でわかるということです。


やがて、子どもは、『よし!いちご🍓を描くぞ』
こう決意して頭の中にイメージします。

それから、手がいちごに見立てた⭕️を描きます。

これが表現の幕開け
の瞬間です📯




2歳児クラスのお絵描きは


とっても大切です



一対一で対話して


絵のお話を聴くだけでなく

一緒に体験したことを

言葉にして伝えて

思いを引き出すことも

出来るからです。


これが


伝える喜びを

育てます









お話がいっぱいの絵を描く子どもへと育つには、この時代に、⭕️描いて!と形を描かせるのではなく、丸い形でも何かに見立てていることを知って、絵の中で遊びながら一緒に絵が仕上がっていく感じです。


チューリップ黄チューリップ赤チューリップピンクチューリップオレンジチューリップ黄チューリップ赤チューリップ紫チューリップピンクチューリップ黄チューリップ赤チューリップ紫チューリップピンクチューリップオレンジ


その話をしたので

たんぽ筆あーとをしたその日の夕方に、早速絵を描く時間を作ったそうです。

左の絵から右の絵に変わったと


担任の先生が報告しています。



青いマーカーの絵は


3匹のヤギのがらがらどんのお話が
描かれています。


はじめは『トロルの橋』と言って
下の横線だけを何本も描いて

次に真ん中の⭕️はヤギさんで


最後にトロルを描いて

トロルからビヨーンと手が出たそうです。






ほら‼️


絵は聴くものでしょう!


聴かないとわからないのです。


子どもたちがどんな豊かな発想があって


どんな育ちをしているかを聴くのです。



すぐに実践して


私のようにグイグイと聴いてみたら


楽しいお話が出てきて


塗りつぶしのない絵が描けたと


喜んでくれました。



ラインから下矢印



私の方が感動‼️

ちょっと背中を押すことが

できたのかな❓