幼児期の色彩や用紙、画材、参考本などについての質問に答えます | 元保育士&延べ37500枚の描画活動を指導した「絵を聴く保育〜自己肯定感を育む描画活動」の著者の幸せな日々

元保育士&延べ37500枚の描画活動を指導した「絵を聴く保育〜自己肯定感を育む描画活動」の著者の幸せな日々

今、コロナ禍で保育を取り巻く環境が最悪!

娘のような子育てママ保育士たちに、元氣でいて欲しい❣️簡単で効果絶大の子どもの絵を通して発達や思いを見極めて、豊かな遊びや生活の環境を整える方法をお伝えします。

  絵を聴くブログへ
ようこそ❣️

昨日はよさこい前夜祭


高知の街では花火が❣️🎇


今日からはお祭り本番です。




我が家でも昨夜は

3年前に再会した記念日祝いを

焼き鳥とビールでしましたラブ



╰(*´︶`*)╯♡



先日、プレ合研企画として

兵庫保育運動連絡会の朝倉さんに

あすてっぷ神戸で

『絵を聴く保育』講座を開催して

頂きました。






今日はその時の質問が

ありましたので

出来る限り答えたいと思います照れ


・絵は、発達と思いを伝える表現手段
・大人に贈るメッセージ&育児のヒント
・人と人とを結ぶコミュニケーション手段

絵を通して自己肯定感を育ててきた保育士として33年の経験と、4人の子どもと孫の育児の経験をもとに幸せな日々を伝えます



✨神戸 の7つの質問✨



  朝夕などに描きたい子が小さい紙(A5)

          描 いているがいいのか?


 私は、小さい子どもほど手の届く範囲が描く範囲なので、四つ切り程度の紙を描いていました。


あおむしくん一歳の頃四つ切りに描いてます




3歳くらいになると、紙の中に描こうとする意識が育ってくるので、どんな大きさの紙でもその紙に合わせた絵を描くようになります。


 日常的に描く「一対一で伝える喜びを育てる絵」と、遊びの絵や作品づくりは別のものとして捉えています。


 居残りや朝、担任以外でも「絵で遊ぶ」ことを保障することは大切なので画材や紙の大きさもいろいろなものを用意して体験する機会をもうけることはいいと思います。



 ② 講義の内容は本に詳しく載っているか?          

          お勧めの本は?


  講義は、本の内容以外のこともその時知って

        いる最新のものをお伝えしています。

    (本は3年前、2016.7月に出版)

  本には、より詳しく発達や実例、

       子ども観が書かれていますので、

        是非読んで下さい。

  話を聴いて読むとより理解が深まります。



  お勧めの本は


付箋だらけですが



*「子どもの発達と描画活動」

       保育・障がい児教育の現場へのメッセージ 

       新見俊昌著 かもがわ出版


*「心おどる造形活動」

   ー幼稚園・保育園の保育者に求められるものー  

           成田孝著 大学教育出版


*「子どもの絵の見方、育て方」

       鳥居昭美著 大月書店


 この3人の大学教授の方々にとてもかわいがられ

学ばせて頂いたことは奇跡だと思っています。


 ③ 2歳児の活動の種類をもっと知りたい。


  感触遊び片栗粉、春雨、糸こんにゃく、粘土、泥、水、氷、色氷、ゼリー、寒天など


  ごっこあそび生活が再現できるおもちゃを

           用意する。コーナーを設定。劇あそび


        リズム毎日、歌、リズムをしましょう。

           2人組やみんなで手をつなぐ糸車など。


描画は、散歩や戸外遊びをふくめて楽しかったこと、心が動かされたことを絵で再現すること。


紙の上で、先生と話しながらイメージを膨らませることで対話的に描かれていくものです。


  実際にたんぽ筆を手に取ってみたい。

   ホームぺージやプログに詳しく作りかたが 

          あります。


         「絵を聴く保育』たんぽ筆で検索または、

         ☆めっちゃ詳しいたんぽ筆の作り方



        👆これを見て下さい。

          


         そして、是非私を呼んで下さい。

          お持ちします。


          百聞は一見にしかずです。



  たくさん質問があるのでラインします。

          👆こんな質問もありました。

   ライン@でお友だちになれば、

           個人的なやりとりができます。

           @loa8117pまたは、下のお友だち追加から




  絵の中に鉛筆などで大人が字を書き込む

         のはどうか?自分は、端に書いているが。


   私も隅に鉛筆で、いざという時には消せる

        ように書いていました。👇




         しかし、絵のひとつひとつの線や点にも

       意味づけがあります。


        2歳までは、絵の中の書き込みを含めて

       一つの作品と捉える人もいます。


       別のメモ用紙に書いて、後で裏や、付箋を

      つける人もいます。




       絵の邪魔にならないようにはしたいですね。



  5歳の秋以降の絵以外は、1色使いだった

       ようだが、いろんな色を使う必要はないか


      日常的に、お絵描きをするときは、ザラ紙に

      (白まりという種類の紙を使ってました)

     マーカー(ロケッタンやふとふとマーカー)

     を使って一色で描いていました

      


     

他の画材で作品作りも経験させたり、色水遊びや、絵の具遊び、自由画などで色の認識や経験することが必要です。





クレパスで描いている4歳児






4歳児クラスの絵の具と筆で描いた絵






       小さな紙にマーカーでお手紙を描いている



絵はお話です。表現をしたいことに集中できることをねらって一色としています。色を変えることを楽しんで、本当に描きたいことを描ききれないという理由もあるようです。


3歳児のえんそくで遊んでいる絵



3歳児みかん狩りの絵



一色で描くと、色よりお話が表しやすいのでしょうね。


しかし、色で遊ぶ機会も大切です。


 5歳になると線や形だけでなく、色で表現ができるようになります。




 生理色(無関係な色で描く、3歳くらいまで)


⇒概念色(3〜4歳くらいから)


⇒自然(固有)色(5〜6歳くらいから) 



幼児は「絶対色感」(色を一度見て、今度見たとき同じ色だとわかる能力)というすばらしい能力があるといわれています。(諸説ありますが)これは幼児期を過ぎると退化してしまうようです。


エルマーがカナリア諸島にいる。5歳児の絵


絵の具で色を作って塗ることも、そのすばらしい色彩の能力を発揮するためにも、大切な活動だと思います。



また、質問がありましたらコメントからどうぞ!



 


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