先日、私がボランティア活動させていただいている「新潟市動物愛護推進員」の活動で、
こちらに行ってきました。





ボランティア活動させていただいている、と言っても、
今年度は全く参加できていなくて、

本業の方でいっぱいいっぱいだったのですが……


唯一関われたのは、
推進員新聞で我が地元・新潟市西蒲区からの記事を作らせていただいたこと☆



記事提出の時期がちょうどマスタートレーナー試験と重なり、

先日開催したコアフェスの準備もどんどん動きを加速していかなくちゃいけない時期だったので、最初は「お断りしなくちゃかな。。」なんて思ってました。



ただ、
お題が『Dog Yoga~ドッグヨガ』の紹介と言うことで、

私にしか出来ないこと。


リシェルにも協力してもらって、笑
久しぶりにドッグヨガインストラクター&インストラクター犬としてマットに上がりました。
 ↑ 大袈裟です。










この写真を使って作った『Dog Yoga~ドッグヨガ』の記事は、4月頃から動物ふれあいセンター内に掲示されるそうです U^ェ^U

お近くの方は、良かったら見に行ってみてください♪



さて、
今回、推進員で集まったのは、
同じく4月から始まる「狂犬病予防接種について。


新潟市内にいくつか設置される接種会場での適正飼育啓発活動の説明会でした。





新潟市では犬の登録頭数は、約4万頭だそうです。

でも実際は、無登録で飼われているケースもとても多く、
登録が飼い主の義務ということを周知徹底しなくちゃいけません。




登録が必要なのは、「狂犬病予防接種」だけのためではありません。
ただ、狂犬病について少しだけ知ると、その重要性もわかると思います。



■日本では、狂犬病はもう何十年も発生していない、と思われているけど。

世界では、毎年5万人もの人が狂犬病で死亡しているそうです。
狂犬病はウイルス感染。
感染した動物に咬まれたり、咬まれなくても唾液などが体内に入ることで人も感染します。
病名に「犬」とついているので犬だけのものと思われがちですが、全ての哺乳類が感染するそうです。

そして、感染し発症すれば100%死亡する、恐ろしいものです。

「恐ろしい」と言っても、どんな風になるのかを実際に見ていなければその恐ろしさは分からないかもしれません・・・ 
以前この推進員の研修で、狂犬病にかかった動物や人間がどのようになってしまうのかの映像を見せていただいて、今回も少し見て来ましたが、何度見ても恐ろしいし、やっぱり動物の可哀想になる姿は辛くなります。

一般の方には衝撃的過ぎるので、医療関係者や一部でしか閲覧が禁止されているという貴重な映像です。


そんな恐ろしい病気、見たことも想像したこともないって思うかもしれません。
でも、平成18年、海外旅行先で犬に咬まれた日本人が帰国後に発症し、2人が死亡しています。

今から7年前のお話です。

海外旅行だけが感染のリスクになるとは限りません。
日本の中でも新潟市は特に、港があります。
新潟市に限らず港のある地域は多いです。


外国からの船の中に、積み荷と一緒にもし狂犬病に感染している小さな動物が入り込んでいたら?

犬以外にも全ての哺乳類に感染するわけですから、そこから色んな経路で感染が広がることは想像できますね。


そしてもちろん、大切な愛犬にも。


こうして万が一、日本で狂犬病が発生したら、
真っ先に犬たちが恐怖の対象になります。
狂犬病が他の哺乳類でもかかる病気だと知らない人は多いわけですから、
犬がいるというだけで、「大丈夫なの?」となるでしょう。。


その時、ちゃんと毎年の狂犬病予防接種を受けていたら、
「私の愛犬は 予防接種を受けているから大丈夫です!」って証明できます☆
何よりまず、愛犬が感染するのを防げます。


新潟市で登録されている犬の数は、約4万頭。
先ほども言いましたが、
無登録で飼われている方も多い。


新潟市では登録されている4万頭の分のワクチンの備蓄はあるそうですが、
登録されていない分の数までは用意できません。


もし狂犬病が発生してから慌てて予防接種しようと思っても、
同じような人が多く殺到しますしワクチンは残っていない!ということにもなります。



愛犬にとっての住民票・戸籍とも言える「登録」と、
愛犬を守る「狂犬病予防接種」

ぜひ、すべての飼い主さんにお願いです!!



お問い合わせは
新潟市動物愛護センター
☎ 025-288-0017


もしくは、
お近くの獣医師さんでも教えてくれますよ☆