昨日、知人の写真展を見に行きました。 ポルトガル教会巡礼・・・・、と言うことだったので 「あの辺りから サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路へ続いているよねー」 「ポルトガルから長崎へキリスト教が伝わったのかな?」 「(10年ぐらい前に行った)平戸の教会と似ているのかな?」 と想像していました。 実際に知人の写真を見てみると 私の想像とは全然違う、またステキな写真展でした。 「男性が撮った写真だ・・・・」 「女性だったらもっと情緒的に撮るなぁ」 「さすが獅子座冥王星世代・獅子座生まれの人の写真だ」と感じました。 ひとことで言うと 全てが「男のロマン」の表現なんです。 「教会を撮る」というよりも 「教会を撮っている俺を撮る」感じの写真。どの写真も「俺」写真。 いかにも獅子座男性らしい作品だなぁと感じ入りました。 こういう表現は 「照れ」が入ったり、中途半端におもねるとダメで 思いっきり突き抜けてしまうと途端に「かっこいい」表現になる。 やっぱり獅子座さんはこんな風に突き抜けた方がいいな、と思いました。 また、かねてより私は 「男の人って『最端の地』『半島や岬の突端』を目指したがるなぁ」 「男は『最果ての地へ向かうオレ』という設定が大好きな生き物だな」 「これぞ男のロマンなんだろうなぁ」と (身近なごく少数の観察例に基づいて)ひそかに思っていました。 たとえば 五木寛之の「さらばモスクワ愚連隊」「蒼ざめた馬を見よ」 沢木耕太郎の「深夜特急」あたりのイメージ。 つまり 最果ての地を目指して荒野をさすらう、流浪の旅人の俺・・・・ってロマンがあるのだな。 ポルトガルはユーラシア大陸の最果ての地。 この写真展を見て 「男のロマン」に関する私の仮説が裏付けられたような気がしました。 ちなみに知人にお話を聞いてみると 当時、ポルトガルかアイルランドに行こうと思ったそうです。 アイルランドも「最果ての地」感が強いですよね。 写真展を鑑賞している間 「こういう感じのサントリーのCMがあったなぁ。ええと何だっけ」と思って 帰って調べてみました。 これこれ。 「1983 サントリー ローヤル」 http://www.youtube.com/watch?v=hy-z421FwGQ このCMを見て、初めてランボーという人を知りました。 「あんな男、ちょっといない」ってコピーは 獅子座男性にとっては最高の賛辞だろうなぁ。男のロマンだ。