今AUX BACCHANALESっていうレストランで働いてるけど、どうしてもカフェに移りたくってその気持ちを
結構前に店長に伝えました。
でも結局その願いは叶わなかった。
どうしても移りたいなら移ってもいいとは言っていたけど・・・
でもそれは私の希望の仕事ができるということではなかった。
バカナルにはずっと前、中には10年とか8年働いている(しかもアルバイトで)ベテランギャルソンがたくさんいて、彼ら一人一人が店の顔となり、店を支えている。
もしかしたらかなり特殊な世界なのかもしれない。
そのほかに、その時々にアルバイトで不足している人員を補っている感じ。
彼らがやることは主にウォッシャーといわれる、用は皿洗い。完全な裏方。
人が足りないときは表にもでるけど。
つまりはこういうこと。
そんなベテランギャルソンと対等に仕事をさせてもらえるようになるには、自分も彼らと同じだけ
経験をつまなければ無理ってこと。
彼らを裏に引っ込ませて表になんて出してもらえない。
だから私が仮に今カフェに移ったところでウォッシャー時々接客。
そんなのは私の望んでる形ではない。
もうすぐバカナルで働き始めてから丸9ヶ月がたとうとしている。
つらい事ももちろんたくさんあったけど、
でもそれでも続けてこれたのは仲間がいるから。
一緒にレストランで働いてきた仲間、
へこんでるときに話を聞いてくれたりアドバイスしてくれたカフェのスタッフ。
最近仲良くなったキッチンのみんな。
こんなに仲間に恵まれた環境でバイトできるなんてほんとに幸せなことだって思う。
店長も私がカフェで働きたいって言い出す前から、カフェへの移動について考えてくれてたみたい。
こういう結果になってしまったけど、
しっかり納得のいく説明をしてくれたし、
悩んで考えてくれた。
しかられたり怒鳴られたりすることもあるけど、
でもそれは店をよくしたいって気持ちからくること。
全部とは言わないけど、私のことも結構ちゃんと理解してくれてると思う。
違うんじゃないか?って思う事があったら、それを言っても大丈夫だっていう安心感がある。
ある意味わたしは守られてるとすら思う。
最近新しく同じくらいの歳の女の子が入ってきた。
彼女に色々教える立場になって、
どれだけ人に教えるってことが大変なことなのか、
毎日身にしみて感じる。
ほんとにいらいらするし、自分ひとりでやる以上に神経を使う。
よっぽど自分でやっちゃった方がはやいって思うけど、そこでやってしまったら
その子は成長できないし、
いつまでたっても成長できなかったら一緒に組んで仕事をする人の負担は一向に減らない。
あー、こんなイライラを毎日感じながら根気よく何から何まで教えてくれたんだって思うと
店長には頭があがるはずが、ない。
やめたいって思っても、今までこんなに時間をかけて育ててくれたのに・・・って
思うとどうしたって辞められなかった。
きっとこれから先もそうに違いないんだけど。
立ち止まるたび、躓くたびにしっかり向き合って話しをする場をもうけてくれた。
考え方とか、ものごとに取り組む姿勢とか結構にてるなって思った。
私よりずっと自分に厳しくて我慢強いけど・・・
そこが大きく違う点ではある、実際・・・
特に人に言う前にしっかり自分がやっているところはほんとに尊敬する。
だからついてこうって思える。
まだ正直気持ちが切り替わってなくて、すぐにはレストランでこれからも頑張っていこう!
とは思えないけど、でもわたしはきっと辞めないと思う。
今のところバカナル、しかも紀尾井町店ほど愛着のもてる場所はないし、
なによりここにいれることにほこりをもっているから。
こんなにひとりひとりが高いモチベーションをもって働いている職場ってなかなかないと思うから。
なによりそんなみんなが好きだし、そこに一員として加わっていられることが幸せだから。
それに今日、井原にはレストランに残って欲しいって言われたこともちょっと嬉しかった。
希望が叶わない中で、せめてもの救いだ。
来年の9月に留学するまで続けて欲しいって言われた。
まぁ人手が足りないというのが大きな要因なんだけど。
これから出来るようにならなきゃいけないことは山ほどあるし、
気がめいってしまうこともたくさんある、絶対。
そしてそのやらなきゃならないことがやりたいことなのかっていうと「??」なんだ。
でも今やらなきゃいけないことをこなしていくことで見えてくるものってたくさんあると思う。
一生の仕事ではないからそんなに真剣になんなくっても・・・って思う気持ちも実際ある。
けど逆に、一生の仕事じゃないからこそ、今しかできないことでもあるんだよね・・・
貴重な体験だ。
今やらなきゃいけないことを精一杯やったら将来自分のためになるんじゃないかなって思えた。
正直大学で学ぶ意義もよくわからなくて、フランス語も大学での勉強というより、
コミュニケーションの現場で身に着けるものだって最近気づいてからは
うちこめるものは信頼する一人の先生のフランス語の授業ととバカナルだけになった。
もちろん今そう思えるのは1・2年で大学で学んだ基礎があるからで、
だから今までの勉強が無駄だなんて思わないよ。
でもこれからはどんどん外の世界に出て行きたいから。
だから来年の留学は絶対実現させたい。
それまではバカナルでどこまでやれるか頑張ってみようと思う。
ただのバイトで終わらせるには大変すぎるし、
だいいちもったいない。
自分のスタイルをもったいちギャルソンになりたい。
カフェとレストラン、客層も施すサービスも違うけど、
その垣根を越えられる接客をしたい。
私の尊敬するギャルソンみたいに・・・
カフェでなきゃできないってわけでもないはず。
ようは自分のやりたいことをレストランでやってしまえばいいんだ!
大変なことだけど。
でも個性のあるひとりのギャルソンとして、バカナルに足跡を残せたら・・・
ひそかな野望です。
以上!
おやすみ!