先日より、大事に大事に視聴していた「アンメット ある脳外科医の日記」というドラマ、見終わりました。

とっても素晴らしい作品で、是非みなさまにおススメしたいのですが、

今日の話題はそこではありません!

 

杉咲花ちゃん(大好きラブラブ)演じる、一日しか記憶がもたない脳外科のお医者さん、ミヤビ先生が

その日にあったことを毎日日記にしたため、翌朝その日記を読んでから

一日を始めるということを繰り返しているのですが、

 

これが私だったら・・・?

 

朝、起きたら

 

え~~~爆笑びっくりマークはてなマーク

なんで私そんなことなってんの~~~ガーンオエー

全然知らん先生、知らん患者さんばっかじゃ~んっ煽り

もう無理真顔

 

を毎日繰り返すことになると思うのですよ・・・。

 

ところがミヤビ先生は・・・。

まるで、自分の障害を普通のことのように受け入れ、笑顔で出勤し、患者さんにも穏やかに接し、

同僚のことも、朝は日記の知識でなんとかだったにもかかわらず、一日終わりには、みんなでなじみの定食屋で和気あいあいと乾杯する。

 

もう毎回、ここに感動していました泣

 

難しい手術も、日々練習を欠かさず、当日も万全の態勢で乗り越え、

患者さんのちょっとしたエピソードも、日記に書いて、患者さんの日々の進歩も欠かさず把握する。

毎日忘れてしまうのに・・・。

 

素晴らしい・・・医師として。

素晴らしすぎる・・・人として。

 

わたくしも、こうありたい・・・!

 

閑話休題。

ところで、先日、旧知の占い師さんが仕事を再開したということで、

遠路はるばるお会いしに行き、久々に、自分のことも占ってもらったのですが、

 

そこにアドバイスカードとして出たのが、「ワンドの7の逆位置」。

 

これ、、、自分で占ったときもよくでるんですよ。。。

 

ワンド7というのは、崖の上で一人の男性が下から突き上げてくる6本のワンドと戦っているさまを表したカードで、

優位な立場で奮闘する、果敢に挑戦する、逆境を跳ね返すなど、いろいろな解釈があるのですが、

わたくしがこれ見ていつも思うのは、

ばったばたカード。。。

これが、状況や障害の位置に出ると、「めちゃくちゃ忙しいですよ~」という鑑定になりますし、

気持ちのところに出ると、「何とかしなきゃと焦ってますよ~」という解釈になります。

(ほかのカードと併せて読むと、余裕がなく困ってると読むなど、様々な解釈のバリエーションがあります)

 

つまり、わたくしに当てはめて読むと、

いろいろなことに手を出し過ぎて、忙しくなりすぎて、わけわからなくなっていませんか~~~

一つのことに集中して、生活をシンプルにしてくださいね~~~

という、タロット様の優しいお告げとなるわけです。

 

7という数字は、そもそもは大変神聖な数字で、ラッキー7といって幸運を示すことでも有名ですが、

タロットにおける7は、「目的に向かうための行動」を示す数。

いろいろ考えたり、やっちゃたりする、ちょっと頭でっかちなときに出ます。

 

自分でも思うのですが、

前向きすぎて、いろいろやりすぎて、疲れちゃうんですよね。。。

自分にとって大切なもの、こと、は、実はそれほど多くない。

目の前にあるたくさんの課題、そして誘惑、そして目の前にはない未来のものごとに対してまでも、

全部一気に手に入れたり、解決していこうとするのは無理なんですよ。。。

 

きちんと、ひとつひとつ、ゆっくりと丁寧に、対処していく。

ワンドの7の逆位置は、あきらめずに、ゆっくりと、頑張ったらいいよと教えてくれるんです。

(ちなみに、ワンドの7正位置は、頑張ったら勝てるから!と励ましてくれます。

いま、ちゃんと頑張れる位置にいるからね、という感じです。)

 

話をミヤビ先生に戻しますが、、、

 

ドラマのミヤビ先生は、

きっと、頭の中は、なんで?どうして?これなに???

ハテナ???がたくさんあると思うのです。

 

頭の中では、たくさんのことと戦っていて、あきらめていない。

それはきっと「ワンド7」の状態だと思うのですが、

そこで焦ってしまったり、バタバタしてしまっても、どうしようもないことがわかっている。

自分自身の境遇を受け入れて、静かに、根気強く、穏やかでいる。

 

自分の課題に立ち向かう、その方法は人それぞれだと思うのですが、

周りに感謝し、人のために自分ができることをたんたんとやる。

 

難しいことだけど、生き方として大切なことって、これなんだよなぁ。。。

 

ミヤビ先生の戦い方に感銘を受けた、夏の日でした。