ビール一本で十分に酔い、
爆睡し、
目覚めた翌朝
朝風呂に行った後
お部屋でおいしい朝食をいただきました
卵焼きのおいしいことおいしいこと・・・
もっかい食べたい
朝食を運んでくださった威勢のよい仲居さんが
聞いてもないのに身の上話をしてくれました
『ここで毎日こき使われて、
いつも辞めたい辞めたいと思うんやけど
ここから見える桜が最高でね~
毎年、「今年見たら辞めよう」と思うんやけど
来年も見たくなってしまって
結局7年目なんですわ~』
と。
辛い仕事も耐えさせることができる
桜の魅力ってすごいな~としみじみ思いました
旅館をチェックアウトした後、
威勢のよい仲居さんの勧めで京都御苑へ
京都御苑はとても広く、静かで、
お散歩したり
ジョギングしたり
写真を撮ったり
おしゃべりしてたり
と、各々が自由に過ごし
平和な空気が流れていました
京都御苑は砂利だらけなので
ジョギングは膝に悪そうだな~と、
最近膝を痛めたわたしは思うのでした
御苑のしだれ桜は見事に満開で
桜の木の下に立って見上げてみると
まるで雪のように桜が降ってくるようでした
って、こんな風に自然の美に感動し
いい旅ゆめ気分的に純粋に旅を楽しんできたのね、
とこれを読んでる人たちは思うでしょう
しかし実はこの旅では低俗な楽しみ、
『京都のイケメン探し』
というのが旅の目的の50%以上は占めていたように思います
くっこには言ってなかったけど
実は御苑でちょっと素敵スーツ男子がおったやんね~
すてきやったな~
御苑を出てすぐの横断歩道でも
わたしは再び素敵ライトグレースーツ男子を見つけました
短髪で、
さわやかなうす顔で、
ライトグレーのスーツをさらりと着こなす彼は
まるで春風のようにさっそうと歩いていきました
はぁ
今思い出してもさわやかな気分になります
君に届けの風早くんが大人になったら、
きっとあんな感じです
あのへんはきっと素敵男子出没地です
そんなさわやかな春風を感じた直後、
くっこにリアル春風のいたずらが吹きました・・・
くっこと立ち止まり向かい合って信号待ちをしているときです
ばふっ
突然くっこの頭がくろい何かに包まれました
くっこの頭にどこからともなく
でっかい黒い空のごみ袋が激突していたのです
笑っていいのか
わたし、どうすればいいの・・・
と、一瞬戸惑いましたが
ささっとくっこの頭から袋をとり、そのへんにぽいしました
幸い、くっこが自分で爆笑してくれたので
あぁ笑っていいのね、と悟りめっちゃ笑わせていただきました
その日の朝のニュースで
強風で公共の交通機関が乱れているというのがありましたが、
まさかここでこんな被害が・・・!!
だれが予想したでしょう
京都の春風はおもしろいいたずらをしてくれるものです
御苑の後は野宮神社へ
これでもか!という程願掛けをし、
触ると願いがかなうといかなんとかいう石に
まるで呪いをかけているかのように真剣に触ってきました
きっと神様は
こいつ、重い女だな~
と思ったに違いありません
そのあとは別れの新幹線の時間まで
なんとな~くウロウロして過ごしました
くっこは東京へ
わたしは福岡へ
別々の場所へ帰るのって
寂しいものです
結構本気で一緒に福岡帰ろうと、
くっこをそそのかしましたが失敗しました
まあまた京都で集合すればいいよね
そんな何度も行きたい
京都の旅でした
