20代の頃の私は、仕事でもプライベートでも、正しいことに拘り、苦しんでいたなぁ。
自分はもちろん、同僚や友達にも一生懸命『正しいこと』を語り、必死で働いていた。
一生懸命になればなるほど、周りとの温度差が開き、軋轢が生じ、離れて行く人もいた。
若く未熟な私には、分からなかった。
みんなちゃらんぽらんで、不真面目に見えた。どうして一生懸命じゃないの?とイラついていたなぁ。
若いってそういうもの。そんな頃の自分も、今は可愛く思える。
あれからうん10年…。
ずいぶんちゃらんぽらんに、いいえ小慣れた大人になったものです。
お釈迦様が長い修業の末に導き出した悟りが、『Duca』だったそう。
『Duca=デュッカ=人生は思い通りに行かない。意のままにならない。』と知ること。
長いこと掛かったけど、今なら理解できる。
思い通りにならないのが普通だと知っていからは、他人様を変えよう、と思う気持ちが薄れて来た。
その代わりに、喜ばせよう!の気持ちが強くなって来た。
人を喜ばせよう!と考えるのが癖になって来ると、不思議なことに『正しいこと』を押し出していたあの頃より、味方が増えた。
あの頃よりちゃらんぽらんにもなってる筈なのに…。
人生は摩訶不思議。
一生懸命正しく生きたい人に、少し見かたを変えたら、ずっと楽に、楽しく生きられる方法があること、伝えたいなー。