今高専への入学を検討している中学生へ、元高専生から現在の高専の実態を伝えたいと思います。

私は、偏差値65程度の中堅高専に在学していました。

 

 1.高専は就職がいい?

メリット
  • 就活が楽
 
デメリット
  • 自分が望んだ企業に行けるかは運次第
  • 大卒には勝てない

高専は就職がよいと言われますが、実態は"高卒に比べて"就職がいいです

高専から有名企業へ就職はできますが、多くが現場勤務で大卒から同じ企業に就職するとには給与・待遇・昇進の面で大きく異なります。

高専からの就職における大きなメリットは高専に直接求人を出してる企業に対しては基本的(やらかさない限り)に100%受かるので就活に苦労することはありません。ただ、一般で募集してる企業に就職したい場合は他の高卒、大卒の人達と争わなくてはならないため大変です。

なので、高専からの就職は求人が来るか来ないかに依存します。私が就職したときはコロナで有名企業からの求人が軒並み減りあまり就職はよくありませんでした。

 

 2.高専の留年率・退学率

 留年率:20-30%

 退学率:10-20%

私のいた学科ではクラス40人のうち5人が退学、10人(退学含め)が留年しました。
 
 3.高専からの大学編入について
学年200人辺り
・東京・京都・東京工業大学:3年に1人いるかいないか
・東北・北海道・九州・筑波・大坂・名古屋大学:5人程度
・その他地方国公立:10人程度
・豊橋、長岡技科大:10-20人
・専攻科:10-20人

 

高専から大学に編入したい場合は基本的に学力入試ではなく、推薦入試を狙ったほうがいいです。

私のいた高専は偏差値65程度の中堅高専でしたが、私の知る限り技科大、専攻科以外は全員推薦入試でした。

一般的な高校生の場合模試などで常に全国の高校生と競争をしますが、高専生の場合5年間同じ学科の40人だけとしか競争をしないため学力は学科のメンバーに依存します。そのため、学力入試の場合他の大学生とも競争しなくてはならないためかなり難易度が高いです。(私の学科では学力入試で第一志望に受かった人は一人もいませんでした。)

また高専では編入試験に対するサポートがなく、情報が少ないです。

 

 4.まとめ

メリット

・学費が安い

・推薦入試で編入できればコスパがいい

 

デメリット

・就職は大卒とは大きな差

・就職は運に左右される

・留年・退学率が高い

・進路変更をするには基本退学

 

高専は具体的にやりたいことが決まっており、それが5年後も変わってないと確信をもって言える人におすすめです。

その他の人は普通高校に行ったほうがいいです。