、最も恐れていた事態が発生しました。男性の部下2人が感染です・・・・・更に一人が担当していた利用者1名に感染が見られました。・・・・・幸い理解能力がある方だった事、訓練の関係で基本的に施設内には滞在している方ではない事があり、完全隔離措置2週間に耐える事が出来て、これが理解能力が低い方だったら・・・・・恐ろしいです。

 

 一先ず全職員を一斉PCR検査。2度行い(3日以内置いて)幸い全員陰性でした。然し鼻に持病がある私ですので、物凄く辛い物がありました。鼻血は出ませんでしたが、血生臭い感じが残りました。

 

 福祉施設、特に老人関係施設では「施設入所者は原則入院」を県知事に要望しましたが、知事からの回答が「限られた医療資源なので、施設入所者だけが入院できる措置は応じられない。」が返答でした。=施設で発症したら施設で嘱託医と連携して対応して欲しい。なのです。万が一福祉施設内で発症したらもはや感染するしか道がありません。

 

 さて今回の記録ですが、2/28部下の男性(40)が小学校に通う長女が発症。長女より本人が感染し、その妻も感染。長男(14歳)次女(9歳)は幸い感染が確認されず、祖父母宅で生活する事となりました。濃厚接触者として、男性利用者が浮上し、2日後に感染判明。その後40歳男性と接触した職員を洗い出し、30歳の男性部下が浮上。3/5に発症し、妻と娘は幸い検査結果陰性でした。(感染者3名はオミクロン株でした)

 

 その後は隔離した利用者対応職員を2名選抜。(どのような職員かは伏せます)この職員は7日間連続出勤し、7日間休む体制を取りました。対応職員は完全防護服を着る、当然N95マスクで、待機時間だけが長い非常にストレスの掛る仕事でした。他の職員はN95マスクを使用しフェイスシールドをして、勤務となりました。対応職員は家族に感染させる恐れがあるので、施設からの命令で自宅に帰宅は禁止。ホテルからの出勤となりました。(幸い2人の職員は陰性で経過し現在は通常勤務に戻っております)

 

 N95マスクは物凄く息が苦しく、その昔それを掛けて100M走をしたら、失神したと話がありますが、普通に生活しても呼吸困難になります。こんな苦しいマスクとは思いませんでいた。

 

 感染した利用者は3/16に陰性が証明され隔離は解除。兎に角職員、利用者共に強いストレスが残る生活でした。ある種今回は本当の意味で不幸中の幸いでした。施設内で生活する利用者だったら・・・・・怖い。

 

 

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