6/17出掛けました。
6/10仙台に行った際、〇〇さんまいさんで「うちは庄内産のネタを仕入れる事がある。」となり、但し数量は少ないとの事ですが、私たち山形県民でも内陸人は殆ど山形県産(庄内産)の魚は口にできず、今回食べるとなると3年ぶりと話し、17日はぜひともと考えました。
では何故山形県に居ながら地元の海産物を食べる事が出来ないのか?・・・・・実は私ばかりではなく山形の海沿いの地区庄内地方はどうも山形県の認識が薄く、時折山形県は海なし県と思う程なのです。言葉や文化も内陸とは大きく異なります。
更に山形県はお隣秋田や新潟と比べると漁場がかなり少なく、その上岩場が多く思う様に魚が穫れません。隠れる岩場が多いのでその分成長もするし、厳しい寒さに冬は見舞われるので品質は他の県よりもよく、古くから豊洲(築地)市場に出回る事は少なく、都市部の高級料亭に7割直接流れ、残りは庄内の人々に渡り、更にごくわずかが鮮魚に強いスーパーか個人鮮魚店の一部が仕入れる事が出来ます。
なので基本山形県民は多くが宮城県産、岩手県産を食べ、我が市では一番豪華な寿司屋さんは100%宮城県産だと話します。(塩竃市場より仕入れます)そこで今回お邪魔したお店が・・・・
鶴岡市にある元漁師が開いたというお店です。当然多くが私たちが食べる事が出来ない庄内産。
岡ざきさんです。仙台のど真ん中国分町へ行く距離の2倍とちょっとの長距離です。昔からそうですが庄内へ行くとなると、少し構えますし、一般道だけではかなりハードですから自動車道(山形県には高速道路は無し)が必須です。
これは借物ですがこれを食べました。他にも初めての店ですから、店の技術指標となるもつ煮込みを注文。やはり美味しく技術レベルも高いです。その後追加でいつ又食べに行けるか判らないのでマグロのほほ肉ステーキも頂きました。これもおいしい物でした。
なお庄内浜はマグロも穫れますが流石に常時穫れる保証はなく(更に今は絶滅の危機があり厳しい漁獲制限が割り当てられています。これはマグロの町大間でも例外ない厳しい枠を割り当てられています)他の産地になるそうです。
無論長距離ですからRS41で出掛けます。
長距離専門車ですからこれでないとね。オーバードライブも快調です。やはり月山路で県内でも有数の豪雪地帯ですから関山越えより多くのキックダウン操作をします。
燃料は半分プラスαでしたので最近位はない消費でした。タマタマ横弱して給油を怠ったのもあります。(通常は半分で給油しています)
当然出光ハイオク。走行距離はもうVNY30の2倍と少しです。
また時間を作り庄内へ行きたいです。
関山峠は山形県には多大な恩恵を生みました。この隧道が現役のころは山形県の大動脈で鮮魚輸送を担当した第一貨物では塩竃市場から大型ボンネットトラックで山形市まで86㌔の距離を走りました。なのでRS41が新車の頃山形県民が食べる魚はここを走るトラックによるものが多くを占めあとは仙山線を利用して行商さんによる輸送で賄いました。関山、仙山線は山形県の生命線で絶たれれば山形県はイチコロです。鮮魚以外でもガソリンを初め生活物資は皆この2つで賄いました。
朗読、聞いたことある?
▼本日限定!ブログスタンプ