こんにちは!!!
今回は、湊かなえさんの、『ポイズンドーターホーリーマザー』という本の感想を書いていきます。こちらは短編集ですので色々な物語が入っているのですがそのうちの後半の『ポイズンドーター』の感想を書いていきます。

『ストーリー』

女優・藤吉弓香は、自分を思うようにコントロールしようとする母親の存在に小さいころから悩まされてきた。母親の佳香は、弓香にとってまさに「毒親」。佳香に反発して上京した弓香だったが、束縛から逃れられていたわけではなかった。佳香が裏で動いたことで男と別れ、大切な仕事を失っていたと知った弓香はトーク番組で佳香を告発、それが大きな反響を呼ぶ。一方、佳香を知る周囲の人間たちから見れば佳香は、決して「毒親」などではなく子ども想いの良き母親だった。弓香の発言を聞いた佳香は、自分の人生を振り返ることになり、「子離れ」を決意するが…

(感想)
私の母親は毒親です。

「バンドマンや絵描きとか夢を追いかけてる人と一緒になってはダメよ。あなたが幸せになれないでしょ?高校を卒業してる人と結婚しなさい。中卒はダメよ。」門限はもちろん、人の家にお泊まりする時はそのおうちの連絡先を私の親に渡さなければならない。しっかりした親である。

そして、祖母は必ず「お友達で可愛い子はいるの?。ダメよ可愛くない子とお付き合いしたら、あなたが性格悪い子みたいになっちゃうじゃない」と言ってくる。

そういう人ほど、外面が良かったりするのです。

人を見る目があなたはないと言われてきた。

幼い頃から縛り付けられていたのである。付き合う男の子も、友達も全部。
おかげで今まで付き合った人は親に紹介したことがない。
私は彼氏がいたことがない子だと思われている。そのくせ、早く彼氏作りなさいだの、なんだのと言ってくる。矛盾を感じる。

そんな親に育てられた娘というのはよりしたたかに、より陰険に育つのかもしれない。
これはあくまでも自分目線(弓香の目線でもある)ですが、母親目線になると話も変わってくると思います。
私の母親(または弓香の母親の佳香)や、私の祖母これも一種の愛だと言いたいのかもしれませんがその事を受け止めきれる、理解できる器は私や弓香にはまだ無いかも知れません。。

それを理解できたのは、理穂が母という立場になったからでしょうね。

17歳という、中途半端な年頃の娘しかし、反抗期で色々なものが矛盾して見える年頃だからこそ、おすすめしたい本がこの『ポイズンドーターホーリーマザー』という本である。

ぜひ、お買い求めください。