身体に異変が起きたのは、
高校2年生の時。


小中高、
いつが楽しかったかと聞かれれば
迷わず高校と答えると思うほど、

勉強も部活も習い事も全てが順調で、
友達と過ごす時間が楽しくて、
まさに青春を謳歌していた時期。


病気は、全てを奪っていったガーン



高校2年生の5月の中旬頃、
身体がフワフワして、頭がボーッとして、
微熱が続いた。

5月病か風邪かストレスか、、、
大抵、病気の始まりは
誰もがこう考えるんじゃないかなぁ。


意識がない、吐血した、手足が動かない、、、
誰が見ても明かに“ヤバイ”症状なら
病気だと考えるけど、

風邪と似たような曖昧な症状なら
誰もが風邪だと勘違いする。

いや、何かおかしいと感じても、
風邪だと信じてしまうのだ。

病気であることを否定したいがために、、、


かく言う私もその一人。



6月に入り、どんどん悪化していった。
めまい、
力が入らない、
身体を支えきれない、
立っているのも座っているのもきつい、
吐き気、
物がぼやけて見える、
首が痛い、、、


部活は休みがちになったものの、
高校へは普通に通った。

両親も私も、病気だなんて考えなかった。
ただ思春期特有の体調不良だ、と
思い込んでいた。



この時は
これから始まる地獄のような日々を
想像すら出来なかった。

悪夢はもうスタートしていたのだ。




②へ続く…