アキシブアラモードから、気がついたら1ヶ月近く経とうとしていました。びゃあ。
アキシブアラモードのことも準備段階から、リハから、本番まで、たくさん感じることがあったのでいろいろまとめておきたかったのですが、修羅場の波に流されてしまいました。まったくもう。
でもほんとうに、とても今更ですが、いろんなひとにありがとうございました。
同じアキシブ系にくくったけれども、たくさん音楽が溢れかえっている時代に、こんなにもそれぞれに個性のあるアーティストさんを集められたのはすごいことです。
みんな歌はもちろん、楽曲がとにかくいいので私たちを知らない人でも楽しめるイベントになったのではないかと思います。
ステージの感覚は、歌ってる時もえむしー(白目)の時も私の人生に何回かあったようなデジャヴがありました。
しょうもないことから大きなことまで、わたしの頼りなさのために、優しい誰かに助けられてきたこれまでが思い出されました。
ボーカルとして恥ずかしいんですが、9月からえむすりの作業終わるまでけっこうな風邪をひき続けていて、プライベートなことで予定が狂ってリハできなかったりして、本番も気分をまぎらそうといろいろドーピングしまくったりして、
でも、ほかの演者さんたちの予想をはるかに超えたパフォーマンスと、お客さんののニコニコした顔と、サポートさんの素晴らしすぎる演奏にぜんぶもってかれました。終わった後気づいたらのどから血の味がした!笑
こういうことは、思い描いた通りに行くことのほうが、少ないなあと思います。
歌もその他のことも反省を数えたらキリがないけど、本番の強さとか、土壇場の力というのはたぶん、もとから持っているものよりも、ずっとずっと積み重ねてきたことが見えない支えになって生まれるのだなと痛感しました。普段からもっとがんばろう。
しかしやっぱり、演奏がほんとうにかっこよかったです。
サポートさんは出会った瞬間からプロ意識の高さが滲み出てて、つねに圧倒されてました。
スタジオ練習の時も、わあ!楽器弾いてるすげー!え!いまなんか、サラッとすごいかっこいいことしなかった?え!?すごい!!って鏡ごしにみんなのことをずっと見ていました。
原曲に忠実にひきつつも、ピアノもドラムもベースもそれぞれよくわからないかっこいいアレンジを入れてくるんです。
ライブ終わってからというもの、もっとオケをたくさん聴くようになりました。演奏したらどうなるのかなあと考えたり。
当日朝がめっちゃ早かったとか、下北沢をもっと散策してみたかったとか、フーリンの楽曲が思ったより長くてあと一曲歌う予定が入らなかったとか、ゆずりさんにメイクしてもらってときめいたとか、ちょっと話し出すと止まらないので、そろそろ新譜の話をしたいです。こんなはずじゃなかった。
でもvol.2は、したいね。
まいかいギリギリの修羅場をくぐり抜けて、新譜を出しているふーりんですが、今回はね、ちょっと大変でした。やればできる!
今回の秋は、
先日の紅楼夢で出した東方ミニアルバム『ネコマチプリンセス』と、M3オリジナル新譜の『ルチア』があります!
試聴
それではまとめて一曲ずつメモメモ。
ネコマチプリンセス
去年の冬コミぶりの東方新曲。
秘封メインのアルバムということで、天空のグリニッジのアレンジです。わたしはこの原曲は初めてでしたが楽しいメロディでした~。むずかしいけど癖になるね。
ストレイキャットよりもっとタチの悪そうな猫ちゃんに振り回される曲です。ちょびっとアンニュイな感じを出すようにがんばりました。
表題曲にしてはあまり派手な曲ではないけど、ラップっぽいものとか、ひそかににゃーにゃーというコーラスがあったり、とってもお気に入り。
亜空間ラブレター
旧譜『夕闇トワエモア』からのカバーで、昔のふーりん名曲シリーズです。原曲よりキーを下げて、すこし切ない感じになりました。
めちゃほのぼのとして可愛い曲ではありますが、もしかして自分はいま世界にひとりぼっちなのではないかという疑問がわいてきた夜とかにそっと聴いてほしいと思います。
ときめきのエイリアン
これも旧譜『デルタノートインターフェイス』からのカバーです。デルタからはマリオネットメトロポリスもやったので、何気に二曲目です。
パートがたくさんあったり、サビ後半に後ろに流れているデジタルパルテナうんたらかんたら…的な謎の宇宙人語みたいなのがあって恥ずかしかったり、すごく大変だったのにあまり言うことがありません。なぜだ。でも良曲なのは揺るぎない事実。
ハイカラ素粒子が宙を舞う
ダンスナンバー的なのがほしいとなってできた曲です。
出来上がってみたらイントロから思ったより熱い仕上がりになっていて、もうジャンルがよくわかりませんが楽しい曲になりました。
ふーりんではかなり!珍しくすこし加工した感じのボーカルになっています。
歌詞はあまり意味のないものらしいですが、歌ってるとき『虚空を見つめたモナリザ』という単語がずっとあたまをぐるぐるしていました。しかも空飛んでるんだよ、こわい。
テンションあげたつもりでも、あとで聴くとぜんぜん上がりきってないところが自分らしいなといつも思います。みんなどうやってるの?
ルチア
この曲はルチア、というアルバムタイトルからきています。
まずアルバムタイトルですが、いろんな候補からルチアの響きがいいなというなんとなくで決まりまして、調べてみるとイタリア女性に多い名前ということでした。
そして、次に今回ジャケをお願いした絵師さんのnajucoさんにどういうイラストを描いてもらおうか…と考え始めました。
najucoさんは見てわかる通り、めちゃくちゃ可愛い女の子を描かれるのですが、わたしは特にその表情と、あと身体がね、すごくオシャレにきれいにだけどえろい身体を描かれるのが大好きだと思っていたので、その特徴がより映えるようなポーズはなんだろう…と考えまくった結果、いつのまにかバレリーナの設定になっていました。
あの、脚先のピンとしたところとか、座りかたとか太ももの感じとかを見事に出してくださってチュチュもかわいくて感動です。そしてキョトンとした表情…。
ルチアちゃんはバレリーナの卵ということで、ティアラの位置は正規の位置とは違う、少しずらした形で描いてあるんですって!かわいい!
しかし、バレエって、どっちかっていうと、フランス?ロシア?となって、結局このルチアちゃんはイタリアの小さな島出身で、(あやしい)おじさんにスカウトされ夢を叶えにパリにバレエ留学にきた、というお話になりました。なんじゃそりゃ。
フーリンの曲でこういう設定があるのってなにげに珍しいんですが、まーくさんのセンスによりとても素敵な曲になりました。
そんなにアップテンポじゃないのにやたら早口で難しくて難しくて難しかったです。
あと途中のブツブツ言ってるところが、舌がもつれて上手に言えてなくてそれがバッチリ聞こえててめちゃ恥ずかしいです。
録音するとき、出来上がったジャケのルチアちゃんをずーっと眺めながら、わたしは可愛いわたしは可愛いわたしは可愛いわたしの名前はルチアと暗示をかけまくって歌いました。
”ガーリーさ”を最近の課題にしているんですが、萌えとかとはすこし違う女の子らしさが出ていたら、うれしいです。
どうしたらいいんだろ~ うー
しかしこれだけ長文書いてるのでおわかりだと思いますが、お気に入りです。
カロナコード
タイトルは造語だそうです。なんだろうなんかいい感じの気分のときにでも使いましょう。また男女ボーカル入ってほしいなとお願いして、私にしてはクールめな渋谷系の歌になりました。
爽快感のあるサビがきもちいいですのでドライブしながら聴きましょう。
私はイントロとラスサビ直前の間奏が好きです。
EQUALロマンス
もうはるか記憶の彼方、フーリンで渋谷系っぽくなんかの曲をカバーをしよう!みたいな企画をツイッターで言ったことがありました。
ですが、そのあとの修羅場に次ぐ修羅場ですっかり忘れ去った頃に、ぽろっとできてきました。
歌詞がすごく乙女チックでロマンチックで、シンパシーをかんじます。
わたしはデジキャラットのときのPriereバージョンが元気で好きです。
夕闇に溶けるマーメイド
これは旧譜のミスタープリンセスというアルバムに収録された曲です。
なぜ今回改めてボーカルミックスし直したかというと、ミスタープリンセスではこの曲だけ他の方にミックスをお願いしていて、それはそれとして、まーくさんがミックスしたものも聴いてみたくなったからなのです。
これはちょっと、我々のわがままのようなものですが…。
まーくさんはじつはボーカルミックスがあまり得意じゃないとときどき言っているのですが、わたしはボーカルががんばって作った音源に対する敬意をとても感じます。
この曲はいつもより感情を込めたので、それがよりわかりやすいかたちになってうれしいです。
こんなところです。
いつもより長くなってしまったぞ
読んでくださった方はすごいです。
ありがとうございました。