私は、小学5年生のときにショックなことがあって
言葉がうまく話せなくなった
単語は頭の中にあるけど、それを文章にして口に出すのが難しい・・・
今はだいぶ話せるようになったけど
どもったり、噛んだり
『昨日はありがとうございました』と言いたいのに
『きのーはあにゃにゃにゃしたー!』とか
意味不明なことをよく口走ってしまう
そして
そんな、あにゃにゃにゃな私を作りあげた
記憶がほとんどない。
幼少時〜10代の記憶がほとんどない。
周りのみんなが
『あの時の旅行楽しかったよねー』
と話してるのを、他人ごとのように聞いて
『そんなことあったんだー』
と思うことが常日頃。
私は、記憶を取り戻して
トラウマを受け入れることを
しなきゃいけない!
と思っていた。
トラウマを受け入れることで
素敵な未来が待っている
と思っていた。
心理学の本にだって
スピリチュアルな本にだって
『受け入れる』ことが大事だと
書いてある。
正直、昔のことを思い出そうとすると
オエーってなるし
なぜか涙が出てくる・・・
でも、大人になった私は大丈夫!
もうなんだって受け入れれる!
幸せになるためならかかってこい!
って感じだった。
でも、自力で思い出そうとするのは難しいかったので
ヒプノセラピーというものを受けてみることにした。
ヒプノセラピー(催眠療法)とは、心理療法のひとつであり、催眠状態(トランス)というリラックスした状態に誘導し、ある一定の暗示を用いて、人為的に特殊な心理状態や生理的な状態に導いていく手法のことです。
ヒプノセラピーは、自分でも気がついていない潜在意識(無意識)に働きかける事ができます。
参考:http://taking-a-stand.jp/hypnotherapy-2336
ヒプノセラピーの『年齢退行療法』というものは
自分自身の過去の状態を思い出すように誘導してくれるもの。
『年齢退行療法』をして、自分自身を癒せた
前向きになれた
という話もよく聞いた。
しかし、私は『年齢退行療法』をしても
昔のことがちっとも思い出せない・・・
先生を変えてやってもらったけど
ちっとも思い出せない・・・
とある先生が
『なんで思い出せないのかハイヤーセルフに聞いてみましょう』
と提案してくれた。
そして、私のハイヤーセルフ MAXさんのもとに誘導してくれた。
『なんで私は昔のこと思い出せないのでしょうか?』
『それは思い出す必要ないから
思い出したところで、あなたはあなただし
思い出さなくても、あなたはあなただし』
ってゆーか、思い出せない自分に苦しみすぎ
トラウマ受け入れれない自分に嫌気さしすぎ
そもそも、人間に生まれたって自体が悩みそのものやん
そこを悩まずして、なにに悩んでおる
忘れた記憶のなにがいけない?
トラウマのなにがいけない?
そのときの私は、その言葉を聞いて
爆笑した
なんだか、笑いが止まらなくて
人生1笑った気がする
そのときの私は
その言葉を受けてこう思ったんだ。
そういえば、私
トラウマがどうとか以前に
『トラウマを受け入れなきゃいけない』
自体に固執していたー!!
トラウマを抱えた私はポンコツで
トラウマを解消したら、素敵な自分が待っている
とも思っていたー!!
なんて、勘違いだ!
そんなものに今までの人生振り回されていただなんて!
ウケる自分ww ウケる自分ww
よく考えたら、私のヘンテコな言葉を発するところ
見た目がハーフっぽいところから
ローラちゃんや滝沢カレンちゃんの
モノマネをお願いされることが多くて・・・
めっちゃ美味しいキャラやん!!自分!!
という流れからの
大爆笑だ
『トラウマポンコツな自分』を
『美味しいキャラ自分』に変換することができた。
上の流れから、別にトラウマと向き合えたわけではない。
今だに昔の記憶は蘇らないわけだけど
『素敵な自分にならなきゃ』から
『今の自分、案外おいしい』という思考になった。
過去や未来に固執するのではなく
『今の自分』を感じることができた。
それからというものの
なんか自然にトラウマのことも受け入れれるようになった。
受け入れるというより
気にしなくなった?が正しいかな?
私のように
記憶すらない人や
トラウマを受け入れようとすると
激しい苦痛に襲われる人・・・
必ずしも受け入れなくてもいいんじゃ!?
今を受け入れると自然と過去も受け入れれるかも!?
とか思ったりもする。
『必ずこうしなきゃ』ということはなくて
自分にあったやり方がある。
むしろ、そうなるべきときがきたら
自然に訪れるものかもしれないから
今の自分を大切に。
See you Next Time