ソシュールの言語学を学んで以来明らかにあらゆる物の見方が変わった。本当の意味での自然を感じれるようになった気がする。たとえばキャンパス内の林道を歩いても刻一刻と変わる自分を取り巻く自然の多様性に驚く。というより感服する。木々が風に吹かれてザワザワいっている。このザワザワは二度とこの宇宙には起こらない。一刻一刻が奇跡に満ちている。これを有限の言葉でつかみ取ろうなどということは到底不可能である。
古代の人間はそれに気づいていたのかもしれない。しかしこの変化に富み無限の自然の中で何とか生存していかなければならなかった。だからこそ自然をまがいなりにも秩序立て制服しようとした。それが科学であり宗教であり芸術である。
現在、生活が豊かになったがそれに安住していたのでは人類の発展はない。創造性を働かせて新たなる境地へと勇気を持って踏み込むべきだと思う。
真夜中、友達の家から帰る途中の静けさが心にしみた。この美しさをどうとらえろというのか。