定期の茨城県コロナ対策情報の更新です。
今日付けでわが日本国政府から茨城県にまん延防止重点措置が発出されました。
対象地域は県内の、「直近1週間の人口1万人あたりの新規陽性者数」が1.5人以上の市町村=感染拡大市町村。(8月5日(木)現在の感染拡大市町村は県内38市町村。日立市、高萩市、大洗町、城里町、大子町、河内町を除く)
まん延防止等重点措置の対象区域
まん延防止等重点措置の対象となる区域・市町村は以下の図の水色以外の、黄色と赤で示される市町村。(除く市町村→大子町、高萩市、日立市、城里町、大洗町、河内町)
まん延防止等重点措置の期間
まん延防止等重点措置の期間については以下の通り↓
今回、まん延防止に入っていない市町村(大子町、高萩市、日立市、城里町、大洗町、河内町)については、引き続き茨城県独自の緊急事態宣言が適用。
まん延防止等重点措置の内容
まん延防止等重点措置の内容については以下の表の通り↓
茨城県独自緊急事態宣言よりも厳しいもので以下の通りで、酒類の提供の終日停止、カラオケ設備の利用の終日停止、大規模集客施設の午後8時から午前5時までの営業自粛。
そのほかはこれまで通り。
協力金等関係
現在の茨城県の感染状況
8月7日(土)現在の茨城県はステージ4で最も深刻な最大の状態。
現在の茨城県の医療提供体制について。
病床確保の数は600床。()
現在の病床稼働数が346床。先週に比べて約1.5倍、増加。現在のペースだと約2週間で満床。病院がなかなか決まらない、手当がつかないような医療崩壊のような状態。
重症病床数は現在20床。先週と比べて4倍増加。危機的な状況。
■8月7日現在の茨城県の感染状況■
■8月7日(土)現在の状況と先週の同じ曜日の比較■
8月7日(土) | 先週同曜 | 増加率 | |
病床稼働数 | 346床 | 219床 | 127増/約1.6倍 |
重症病床稼働数 | 20床 | 5床 | 15増/4倍 |
1日当たりの陽性者数 | 226.4人 | 142.5人 | 83.9増/約1.6倍 |
↑濃厚接触者以外の数/経路不明・新規ルート | 96.8人 | 62.2人 | 34.6増加/1.55倍 |
最近の茨城県内コロナ感染事例(判明したものだけ)
(日付は発表日。報道や公式の発表によりで判明したものだけ。「クラスター発生の可能性」は新たに感染者を確認。)
■8月7日(土)■
・ひたちなか市内の事業所のクラスター拡大
・つくば市内の大学のバスケットボール部のクラスター拡大
・つくば市役所本庁舎1階でクラスターの可能性
・阿見町内の事業所のクラスター拡大
・阿見町内の高校の野球部のクラスター拡大
・水戸市内の事業所のクラスター拡大
■8月6日(金)■
・阿見町内の高校野球部のクラスター発生の可能性
・つくば市内の学校吹奏楽部でクラスター発生の可能性
・つくば市内の事業所でクラスター
・つくば市本庁舎1階でクラスター感染
・水戸市の下水道管理課の50代男性職員と水戸芸術館の50代男性職員が感染。龍ケ崎市の市民窓口の30代女性職員感染
■8月5日(木)■
・阿見町の事業所のクラスター
■8月4日(水)■
■8月4日(水)■
・小美玉市の事業所でクラスター感染が発生の可能性
・筑西市の2つの事業所、神栖市内とかすみがうら市内の飲食店、牛久市内の高校で新たな感染者
・県庁舎行政棟1階に勤務する職員が感染
■8月3日(火)■
■8月3日(火)■
・筑西市内の事業所で新たに感染者確認、クラスター発生の可能性
・かすみがうら市の飲食店と桜川市内の事業所で客や従業員の感染が判明
・かすみがうら市の飲食店と桜川市内の事業所で客や従業員の感染が判明
・J1鹿島のトップチーム選手とスタッフ1名の陽性を確認。
茨城県内各地の人流
茨城県内は緊急事によりでブレーキがかけられる一方で、人流が減っていない地域も。
NTTドコモ「モバイル空間統計®」の携帯電話の位置情報などを使った分析で、8月6日(金)15時~8月7日(土)15時の茨城県内の各地駅前の人流について。
感染拡大前比: 2020/1/18(土)~2020/2/14(金)4週間の平日または
休日の平均との比較
緊急事態宣言(1)前比または緊急事態宣言(無印)前比:2020/4/7
緊急事態宣言(2)前比:2021/1/7
前年同月比:前年同月の平日または休日の平均との比較
対して、県南の東京都往来がある東京圏はつくば駅や取手駅ではコロナ前よりもむしろ増加、場所によっては大幅増加。古河駅はコロナ前よりも若干人流が少ないがあまり変化ない。(東京圏ではコロナ慣れ等により緊急事態宣言の効果が出ていないとが指摘されている。)
つくば駅前ではほぼ全ての時間帯において、コロナ前よりも人の流れが増加。
つくば駅前ではほぼ全ての時間帯において、コロナ前よりも人の流れが増加。
■茨城県内ほかの地点の人流(8月7日~8日と昨年と比較)■
茨城県北地域の駅前では全体的に人流が減少。
大洗など茨城県央地域では昨年とほとんど変わらないか、やや増加または時間帯によってやや減少。県西も同じ。
鹿行地域は昨年よりも人流増加。
新鉾田駅前では未明から早朝時間帯以外、人流増加
参考サイト ↓↓
ドコモモバイル空間統計
さて、茨城県独自で行うコロナ対策、感染拡大市町村や県独自緊急事態宣言の効果だが、県北などでは効果がきっちり出ているが、東京に近い県南や鹿行地域、県西など場所によってはほとんど聞いていない地域もあったりで、効果があるのはあるが、バラツキなど地域差が生じてきている。毎日の感染者が多いのも東京に県南や県西地域。
茨城県の病床はデルタ株のまん延などにより急速に悪化し、現在の体制の病床600床は9月を待たずして8月中旬ごろに満床になり医療崩壊の恐れという現実に直面している。
茨城県内のコロナ病床がすべて満床となり、超えた場合はどうなるか??恐らくは東京と同様に、一度はひっこめられた方針、中等症でも自宅療養となるのではないかと思われる。中等症状でも比較的軽いものから重いものまであるが、軽い方を自宅療養としなくてはいけない恐れが出てくる。公式上では中等症は原則入院だが、病院が決まらないので事実上の自宅療養。国が無能とか非難の声も言われるが、病床が空かなければ無理なものは無理だ。
現在、医療崩壊の恐れがある東京では次の準備が進められてて、酸素圧縮機を大量調達する動きがある。こうした動きは全国の自治体にも。もう既に、医療崩壊を見据えて動き出している。できれば明日にでも、感染者を抑えて医療崩壊を避けたいが。
というわけで、医療崩壊カウントダウンは始まった!
感染状況が落ち着いている感染者が少ない時は外出自粛とか休業とか過剰なブレーキは踏まないべきだと思うが、医療崩壊の危機がせまっている今はまさにフルブレーキをするとき!
今日から国のまん延防止重点措置。
危機的な状況を自分なりにシミュレーションをして、スポーツ酸素大量購入した😅コロナになってしまったが病院が決まらない、万が一の時はこれを使おうと思う😅ただ、間違った使い方だしすぐなくなる😅
デルタ株の感染力はあまりのも強力でこれまでにない危機に直面している。
デルタ株の感染力はあまりのも強力でこれまでにない危機に直面している。